どんなところにも生える雑草、最強。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
王様ランキングはすごい
連休最後の日となりました。
しかも、雨。
子どもの日だから自由にさせてくれと息子は朝起きてすぐ、漫画、ご飯食べてすぐ漫画と漫画ばかり読んでいるのでカミナリを落としました。それでもへこたれないのですがね。
王様ランキングをまた読み直しています。4巻まで読んでいて忘れていまして。
ふと、読みたくなり電子漫画で購入しました。
主人公王子ボッジはしゃべることができない王子です。
だれからも相手にされず一人時間を過ごしていましたが、一国が大変なことになり、カゲ族のお友達もでき、どんどん前向きになっていきます。
作者の方も41歳で脱サラして、漫画家の道を目指した方。一つひとつのセリフが心にしみます。
この方の日常を巻末に書いてらっしゃったのですが、毎日、神様にお供えして感謝の気持ちをつたえているというのがありました。
実際見てないのでほんとかどうかはわかりませんが、脱サラして後がない立場であれば神さまの力をかりなければという思いも強いと思います。
ああ、見習わなければと思いました。
今回、このブログに書きたかったのはそういうことではなく、この王様ランキングで書かれている
弱者とは強者とはの考え方がいろんな人に伝わればと思ったのですよ。
王様ランキング(5) - ブックライブ Browser Viewer
5巻の第64話に次のような話があります。
いっぱい褒められてプライドばかりふくれあがった主人公の弟ダイダ。
いつしか話すことができな兄ボッジを弱者として見下すように。
しかし、お付きのベビンに街に連れ出され、耳も見えない目も見えない男性と出会います。
ダイダは自分があのようになったなら即自ら命を断つといいます。
ベビンはそれは同じ境遇ならば生きていく自信がないということですか、ならば彼はそれを乗り越えこそ今を生きる強者ですな、とダイダを諭します。
この考え方はとても大切だなと思います。だからといってその境遇の人をほおって置くのかといえばそうではなく。
主人公ボッジは大切な人を守るために剣の特訓を受けます。
教える方も、ボッジに最適な戦い方を伝授します。
漫画やから〜と思う人もいるかもしれませんが、こういう考え方もあるという理解は必要だと思います。
また、困窮者をどのように対応するかもストーリーででてきます。
ギャンブルに勝たせてお金を渡すのではなく、投資してくれる人とつなげる。
これで大事なのは投資しようと思う人かどうかを見極める力と、
投資させたいと思わせる生き方を今、しているかということです。
投資家は余裕がありますから、人を見ます。
困窮者が投資を受ける価値があるか、努力もせずに嘘ばかりいって自分に力がついたらもっと権力のある人に寝返る根から腐った人かどうかの見極め。
根から腐った人の描写も描かれています。
投資はまず教育である、ということ。たけしくんハイでもよくたけしのお母ちゃんが言ってました。たけしくんは漫才の道に進みましたが。
子どもの日に王様ランキング読んで、息子との関わり方を考えさせられましたよ。
子どもは最強。
ほな、また。