これは仙人。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
師匠のこと
師匠=パートナーなんで変なことは書けませんが、師匠のことを。
師匠は太平洋戦争が終わったころは3歳。
激動の戦後を九州で山駆け回りながら生きてきたらしい。
昔のことを私が見ていたわけではないのですが、時々話してくれます。
青春時代のときの写真を見せてくれたりしました。
時代はこの頃でしょうか。
顔は今でいうとこの方に似ているかしら。
瀬戸康史さん。眼がくりっとしていてそれを流し目にした感じ。
かなりモテていたらしく武勇伝を話してくれます。
歌手に憧れ、九州から東京に上京。
某有名作曲家先生を師事。
かなり厳しいレッスンやったようで。
某有名歌手の前座をつとめるまでに。
しかし、女遊びが過ぎたようで。
歌手の道は閉ざされたよう。
頭の回転の速さでなんとか生きてきたようですが、
どこでも女性にはモテてたようで。
ありえない回数の結婚歴。
でも、途中で一人の女性と一緒になるんですが浮気をされたようで。
そこから、ホームレスに。女性だけじゃなくいろいろあったようですが。
で、日雇いで生きてきて、大阪にきて現在に至ると。
ヤンキー座りできる雪駄はいたロン毛の爺ちゃんに。
過去のことをいろいろ話してくれますが、私はあまり興味なく、今の師匠が面白い。
私の人間に対する価値観を変えてくれたお方です。
それまでの私はあまり人の眼を見ることが出来なかったのですが、
師匠の眼は見ても怖くなく、なんて綺麗な眼なんだろう、もっと見たいと思わせてくれたのです。
師匠にあってから人に向かい合うことの大切さを学びました。
びっくりするくらい喜怒哀楽が激しい。しかし、それでも良いのだよと思わせてくれた人です。
出逢って初期のころは、道を歩いて肩ぶつかって文句言ってきた人をボコボコにしてました。
酔っぱらいにも、なんだとこのやろー!と向かい合おうとするので、それは損するからやめてくださいと諭しましたが。
今ではかなり丸くなりました。ケンカはやめてくれました。(時々なんかあるようですが)
人を和ませるのも天下一品で食事はいったところのスタッフを笑顔にさせたり、行きつけのカラオケ店のスタッフに冗談言って和ませてます。
師匠と一緒にいる時間はかなり楽しく面白く、部屋にいる蜘蛛に名前をつけたり鳩にパンくずやるのを日課にしてるので鳩が寄ってきます。
麻雀が好きで麻雀の指さばきはありえないほど早いです。
住んでるマンションでは殆どの人が頭下げます。
無礼なことをするとかなり何かをするらしいですが何をしてるのかわかりません。
本人いわく注意しているとのことですが。
荒くれ者が集まるマンションですが、お陰様で大事にしてもらってます。
師匠と一緒にいると無理していやなことしてなくてもいいんだなと思えるので
大事な人です。
以上、師匠のことでした。
ほな、また。