こういう家が一番健康的なのかな?
まいどです。でくのぼうちゃんです。
プロフィールアイコンを変えました。
いきなり創作の神が乗り移ったようです。(笑)
ペイントで作ってみました。
木から人間へと変わり、坊となりました。
よろしくお願いします。
図書館に行ってカビの本を借りる。
低所得者ほど図書館の利用を必要とするのに休みがとれないという哀しい現実があります。休みは休みでがっつり育児ですし。
で、先日の休みにやっと図書館に行くことができました。
借りたかったのはブログの作り方について書かれている本とカビの本。
図書館ですので発行年月日がどうしても古いものになり情報が昔になりますがまだまだ使える情報が載っている本を見つけることができました。
カビの本か結構いいのが見つかりました。
イーストコネクションの 私の健康を脅かすものの一番は「カビ」なわけですから、「カビ」を知らなければいけません。
著者は井上真由美氏。どうやら男性?のようです。
調べてみましたが、資料がでてきません。
1918年鹿児島生まれ。北海道大学農学部農芸化学卒業後、同大学大学院、民間会社で微生物の研究に携わる。防衛庁技術研究所をえて、67年に井上微生物災害研究所(現アイビーエル)設立
お歳を計算しましたら、97歳となりましたのでもしかしたらもうお亡くなりになっているかもしれません。
さて、最初にざっとななめよみ。
そこでこちらの内容が目にとまりました。
喘息の激しい子どもたちは、高級マンションの住人ばかりであることに、私は驚きました。当時(1990年)のマンションの室内はどこもカビが旺盛に発育しています。ススカビ(アルテルナリア)、クロカビ(クラドスポリウム)、ツチアオカビ(トリコデルマ)、アカカビ(フザリウム)などが主力でした。
マンションの室内にカビ?どこだろう。
そう、クロスの下や家具後ろ下、畳下です。
以前賃貸営業の仕事をしていた時、退去するときの室内チェックをしていたわけなんですが居住年数が長い人はクロスもそれなりによごれていましてタンスの後ろなんかはクロスが湿度によってはがれているわけです。で、剥がれたクロスから見えたのは
クロカビなどの黒いカビ群。また、マンションの畳はコンクリートの上にじか敷きしてあるのでそこもカビの宝庫となります。
タンスなどを置いている畳のところはカビでまっくろなわけです。
以前住んでいた分譲マンションはカビだらけ?
築10年のマンションに10年住んでいましたが、結露が半端なく常に窓をふいて対応していましたが和室の障子の桟などは腐食しかけていました。
ただ、見た目のクロスはきれいなままでそんなにカビのことを考えていませんでした。
別居するので家をでて今、整理のためその分譲マンションを訪れるのですが玄関から入ると空気が明らかに居心地悪い。しばらくいると頭が痛くなり、カンジダも増加して痒くなる。一応通気口は開いているのですが。夏は常に窓はすべて全開にして出て行き空調が回るようにするのですが私が出て行ってからあまり窓を全開にした様子はなく、特に冬はガスファンヒーターをつけて窓は全部締めた状態でずっといるようです。
私の体調不調の原因の一つはこれかもなあ。
確かに食事も大切ですが住環境も大切です。
住まいのカビ対策とは。
カビを敵対視してやっつけようと抗菌剤バリバリ使ってもカビが強くなるだけで全然解決になりません。ダニと一緒です。
住まいのカビ対策ということで次のように書かれていました。
住まいのカビ対策ーコンクリート壁とアルミサッシをやめること
コンクリート壁は一種の蒸溜器の役目を務めているーこれは、物理学者であり随筆家としても知られる寺田寅彦の言葉です。
日本の気候では、マンションのようにコンクリートの建物の住まいは、夏はうっとおしく、冬はとても寒く、とても快適とは言えません。夏はただでさえ湿度が高いのに、冷房で室温を下げるために相対湿度が高くなり、エアコンの冷却能力が高いほど室内の壁も冷えるので水蒸気の飽和が進んで、壁は汗をかいたようになります。
そうだなあと思います。それに今は1DKに住んでいますが調理するところは換気扇回していても蒸気が逃げるわけでもありません。その蒸気はどこにいくのだろうと思うと結局コンクリートのところで止まり汗を生み出します。
そこに乾燥していると除湿機を運転させては湿度は高まり、カビの宝庫となります。
植物をたくさんおいても水をやりますのでカビの宝庫となります。
特に1階は上からの湿度が流れてきているわけですからカビの宝庫となるとのこと。
幸い、今の部屋は3階ですし、家主さんは1階を倉庫として使っていますのでそれをわかっていたかもしれません。(家主さんは小さな建築会社を運営しています。)
アルミサッシも結露を生み出す原因の一つとして書かれていました。
朝冷えるとサッシ面が激しく結露します。保安の為に廊下に設置された大きな鉄の扉も冷えて常に水滴が付着しています。コンクリートの壁に亀裂でもできていれば、屋上の雨水は亀裂を伝い降りて、一階にたまります。
アルミニウムは熱伝導率がきわめてよいというのが欠点ですが、寒いということも伝導してくれるわけです。
で、ある大学の教授が地下室を作るにあたって講演会の講師をされていて著者がその点を質問すると「そんなんカビとり剤というのを重宝すればいい!」と言っていたのにたいして著者の井上真由美氏が「原料のカセイソーダと次亜塩素酸は毒性が強く、地下室の中では使えないのでは?」と聞くと答えなかったそうです。
著者の井上さんは住まいの根本的なカビ対策は湿気対策であり、その最も確実な方法は、コンクリート壁とアルミサッシをやめることだというのを結論としてあげています。
コンクリート壁とアルミサッシをやめることが住まいのカビ対策ですかあ・・・。
しかし、都会ではコンクリート壁とアルミサッシが普通。では、どうする?
コンクリート壁アルミサッシがついている部屋で暮らす私の部屋がこれ以上カビが増えてもらってはこまります。
どうする?
1・エアコンをつけない。
冬で暖房のエアコンをつけることは室内を暖めますがコンクリートのよって
冷却されてしまいます。結露の原因です。結果クロスにカビが発生しやすくなる。
この本ではカビの好物として「プラスティック・アルミニウム」を挙げています。室内のどこにプラスティック?壁紙です。これは塩ビだというところが問題なようです。欧米では紙を使った壁紙であり、湿度も高くない。しかし、湿度が高い日本ではカビが塩ビをもちいることで発生しやすくなる。
しかし、空調をつけなければ寒すぎるところはたくさんありますし、体自体がもう寒さに対して強くなっていませんからこれは難しいかもしれません。
2.湿気の逃げるところをつくる。または、乾燥させる。
60℃以上、水分15%以下で発生を防ぐ。
とりあえず、換気ですね。
浴室などに窓がなければ乾燥機で強力乾燥を。
3.結露ができたら乾いたタオルでまめにふく
やはりこれが王道のようです。なにかを張り付けて水を吸収させる方法はそれを
まめに張り替えないとカビの棲家を増やしてしまうようです。
まとめ
私の中で「プラスティックにはカビはつかない」という変な思い込みがあったことがわかりました。しかし、逆だったんですね。
著者の井上前由美氏は菌の中には体に害のあるものの増殖を抑える菌もいることを
知ってほしいと書いていました。
だから、菌(カビ)すべて悪いわけではない。
これからカビが原因の病が増えるということも書いていました。
カビ博士に言われたらむむむって感じです。
わたしの体調不良もカビが原因ですし。
まだまだ、寒さが続き暖房空調が必要となる時期ですが、上手に使ってカビの増殖をこれ以上増やさないようにしたいですね。
ほな、また。