貧困の背後。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
貧困の背後
これをざっと読みました。今2回目。
そしてこれも読みました。
これが正しいとか正しくないとかは、学者ではないのでわかりませんが、相談員をやってきて生きづらさを抱えている人が困窮になり相談にくるという現実は見ています。
生きづらさを抱えている人は、なぜその選択をしてしまったのか、その選択をせざる得ない状況があったのか?と思う人が時々います。
携帯電話の料金を払えずにブラックとなり、端末はあるのだけど話せないです。
そういう人がかなりいます。
そういう人は所持金が300円とか10円とか。
あいりん地域では炊き出しが頻繁に行われていますので、そこに並べばなんとかなる、日雇いの仕事があればなんとかなると思った。
なんとかなる。
10円所持金しかなくてもなんとかなる。
その発想はよいのか悪いのかわかりません。しかし、なんともならないから困窮になって野宿して。
シェルターは無理、個室じゃないと無理という人も多いです。
共同風呂、共同トイレが無理という人もいます。若いひとが多い。
空間をシェアすることが苦手。
言ってはいけない格差の真実に次のことが書いていました。
背後にある「三つの障害」
男女を問わずこうした若者を多数取材した鈴木氏は、貧困の背後には「三つの障害」
があるという。それは「知的障害」「発達障害」「精神障害」だ。
彼らはこの障害のためにまともな職に就くことができず、働いたとしても長続きせず、友人や知人はもちろん家族からも見捨てられて都会の汚辱の最底辺に沈殿していく。
先天的なものか後天的なものかは別として脳の障害によってふつうに生きられない。
障害というレッテルをつけるのは私はあまり受け入れない人ですが、レッテルをつけることによって生きやすくなる人もいます。
障害手帳や療育手帳を持つことで社会資源とつながり支援してくださる方とつながる。
また、話を聞いてますと皆さん食事に対して節約のあまり炭水化物が多い。
私は小麦を絶ったことで脳がすっきりとして便秘も治った経歴があるのでみなさんの
炭水化物のみで生活する話を聞くと近所のおせっかいおばちゃんのごとく、野菜食べろ~栄養考えろ~と話しています。
こういった考え方と脳がどれほど影響があるか。
世の中はだいぶグルテンフリー食品が多くなってきましたが。
こういう考え方もありますが、精神障害治療は現在、投薬が中心となってますので
食事までを考える支援を推奨するほどまで社会はなっていない・・・。
ただ、世の中は口にするもの、体内に入れるものをそんなに気を遣っていない人が多い。私も息子が生まれるまではそうだったのでえらそうにいえませんが。
体に悪いといわれるものでも想い出が絡むとそれは心を温かくさせるものもありますから一概には言えませんが。
ただ、この「3つの障害」を抱えているのに労働市場価値があると年齢だけでみなされ
就労指導をガンガンかけられるとどうなりますかね。
逃げて困窮をくりかえすしかないのでは。
生活保護、怖い、と思われたらどうですかね。
この「言ってはいけない・・・」は正解とか不正解評価はできませんが、私が思っていることを同じように思っている人もいるんだなとちょっと安心しましたよ。
ほな、また。