秋は秋の良さがある。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
現状を大事にする
4月から職場が変わり6ヶ月がたち、有給がとれるようになりました。
変わってからも、良いことばかりではありませんが、以前より仕事はしやすいです。
他の事業と連携取れるということは、私の中でとても重要なことで入居者にもメリットがあります。
以前の職場は意見だけ言われて連携がまったく取れてませんでした。自負になりますが、一人で集客から考えて結果を出していました。利用してくださった方はそれを理解してくれ今の職場にも遊びに来てくれるので嬉しいかぎりです。
それが今は他事業からめた問い合わせに対応してくれる。
生活保護受給者の就労活動問題にも向かいあってくれる。
以前は、声に出した私がアウトとなり、始末書などの話がでました。悪いことしてませんから書かなかったですが。
こちらの仕事の立場からすれば長く住んでほしいのに、就労指導で追い詰められて逃げてしまってはなんのために居住支援してるかわからない。
元気だけど、働かない人はなにか問題があるわけです。
その問題を一緒に考えないと問題は解決しない。
ただ、仕事を与えるだけでよいのか?
精神や療育手帳を取得したほうがよいと思われる方はいますが、そこまでではないが仕事をしたくない(その方々の声を使えば、仕事が見つからない)という人がいます。
とある方はそのような方に、みんな行きたくないけど頑張っているんだよとお話してましたが、そこではない。
行きたくない=生きたくない社会となっていることが問題。
そう思わすなにかがあるのです。便利過ぎる世の中の裏に潜んでいるなにか。与えられるのが当たり前になっている世の中の裏に潜んでいるなにか。
SNSを頻繁に見たり投稿するのを辞めて半年くらいになりますが、距離を置いて思ったのが、SNSの世界はなんて狭いのだろうということ。
一人ひとりの良いことばかりが出てるのですが、それがすべてではないし、SNSやってない人と繋がったほうがはるかによい。よい距離感を保てます。
SNSに振り回さずに周りを見渡して、自分が抱えている問題に時間をかけて向かい合えばよいか。
そう思うようになりました。
今の事務所はB型作業所の中にありますが、外から帰りますと作業所に来ている方が「おかえり〜」と声をかけてくれます。
おかえりがこんなに温かい言葉とは思いませんでした。
家に帰ってもおかえり〜は言ってくれて嬉しいのですが、
それとは違う何かがあります。
あいりん地域は単身で暮らしている方が多く、こんな他愛のない言葉掛けができる場所は大事だよねと思いました。
こんな現状の良さを味わいながらゆっくりなにかを育む。
答えはすぐでないですよね。
現状を大事にする。大事ですね。
ほな、また。