これ!
まいどです。でくのぼうちゃんです。
歌謡曲から「昭和」を読む、を読む
こんな本があったのね。
故なかにし礼先生が出ている番組がありまして、見てましたらこの本の説明してはりました。
これは!と思いすぐ購入。
さすが、なかにし礼先生。説得力ある内容でした。
満州で7歳まで生活されていて終戦後命からがら日本にもどってこられたなかにし先生。
戦時中と戦後の日本を肌で感じられた。
軍歌を作っていた人たちが何ヶ月後には明るい歌謡曲をつくる作詞家作曲家たち。
この冷めた視点で書かれた内容が私にはかなり心にきました。
うまく時代の真実をつかんでいれば、その歌は人びとの心に届いてヒットする。
つまり、その歌は時代を映す鏡たり得たのだ。
私が昭和歌謡が好きなのは、戦後から私の小さい頃の昭和が知りたくて、昭和歌謡を聴き、
その時代のなにかに触れたいから昭和歌謡を聴く。
今では考えられないなにかがあった。教科書に載っていない何か。
釜ケ崎から離れられないのも平成、令和にはなくて昭和にあるものがそこで感じられる気になるから。
義理や人情、心意気。あとは、言葉で説明できないなにか。
この本の内容は、故なかにし礼先生視点だから、忖度がないように感じるのよね。
故なかにし先生の作品が結構でるけど、故なかにし先生の作品がヒットした昭和歌謡だからしかたない。
しばらく、なかにし礼先生ワールドに浸ります。
ほな、また。