画材だけはけっこうあります。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
みんなで絵を描いた。
今日は、午前中絵をかきたい人が集まって作品を作る時間を共有しました。
「作品を出してみませんか?」
楽描きの会の本宮さんがFBで私に声をかけてくださいました。
その声がなければ絵を書こうとしない人生を歩んでいました。
私が絵を描くのをやめたのは高校に入ってから。
それまで人にやめろと言われても授業中、休み時間、家とずっと絵を描いておりました。
全然止まらない。描くことが普通に生活の中にありました。
授業中、ノートの縁の白い部分にいっぱい絵を描いてそれが先生にばれ「出ていけ!」と言われても次の時間にはすぐ書き続ける。
今になったらなんでそんなに思いが湧いていたのかわかりませんが描けたのです。
しかし、中学3年くらいから自分の画力の無さを認め、それを向上する方法も湧かず
絵を描くことから逃げてしまったのです。なんでだったのかなー。
周りに上手な人がたくさんいて自分が情けなくなったというか。
絵に個性がなかったことも落ち込んだ原因。
絵を描くことが恐くなったのもある。
何かを感じて表現するというのを怖かった。
美術の作品は写真をみてそれを写すというのをやりました。
逃げましたね。人の感性を使いました。
ただ、オシャレな感じの作品を書きたかった。
オシャレな作品が描きたかった私
漫画で「デトロイトメタルシティ」というのがあります。
デトロイト・メタル・シティ 全10巻 完結コミックセット (JETS COMICS )
- 作者: 若杉公徳
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/10/29
- メディア: コミック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
以前、職場の人に「デトロイトメタルシティ知ってマスか?」と聞いたら、「それはアメリカの車製造産業が・・・」という社会学的講義をしてくれた想い出があります。
そんなことは置いておいて、この漫画の主人公の根岸君はオシャレでポップな音楽をしたくて田舎から東京に上京してくるわけなんですが、それを思って演奏をすれば「くねくね」と気持ち悪い演奏者になってしまいます。
しかし、化粧をしてメタルを歌うと・・・。
私もこの根岸君みたいな感じでした。オシャレでポップな絵を描きたくてかくもなんか違う。私の場合は自分で気づきましたけど。
で、やめてしまった。
それから何十年もかっこいい絵を描きたいという変な欲求がずっと私に付きまとってきました。かっこいい絵ってなんやねん!という話なんですよ。
人が描いたかっこいい絵を自分にも描ける!って変な勘違いをしていたのです。
自分は自分の色があるのに。
スズメはクジャクにはなれないのに。
たかが、人生~。そう気持ちよく歌いたいもんです。
まだ、そこまで達観していません。
自分は孔雀なんじゃ?
まだ、そんな夢を持っている自分がいるわけなんです。はははははー。
自分が描ける絵と自分が描きたい絵とは違う。
今回は利き手の左手さんにはお休みしてもらって、力が入らない右手さんに働いてもらいました。
利き手を使うと「かっこよくかっこよく描くぜ!私」の想いが強くなってしまって
見た目ばかりの絵になってしまうからです。
力が入らない右手さんだと「かっこよく描くにも力が入らないぜ!」と割り切られます。
ただ、右手さんが動きたいように見守る。
そして色塗りもただ塗りたい色を塗る。
どうしたいかは考えない。
そしてそれで出た作品を愛す。
私の「ハート」をそこに使います。
まずは「自分自身を許す」とこから始めないといけないようです。
かっこ悪い私を許してあげてくださいな、私。
まとめ
最初はきちんとデッサンをしていたんですが、きれいにきれいに書こうとする自分がいやになってやめました。
そして右手さんをとことん色々と動かしてみました。
私の作品を愛す。
かっこ悪い作品でも私の作品。
誰からも何も言われなくても私の作品を愛す。
自己満足でもええじゃないか、私。
なんだか今年は表現元年の年になりそうです。唄も絵も。
ほな、また。
ゆるしのレッスン―もう、すべてを手放せる (サンマーク文庫)
- 作者: ジェラルド・G.ジャンポルスキー,Gerald G. Jampolsky,大内博
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2007/02
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (2件) を見る