子どもに教えられます。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
喧嘩をせずに平和にをどうするか
歳を重ねるごとに相手に拒否られた時、なんでやねん!ってなりますね。
私なんかも、お願いしたら断られたらなんでやねん!って腹を立てやすくなってしまいました。すぐに腹を立ててもメリットなんかありません。
それはわかるんですが、馬鹿にされた!なんて思ってしまう。
大人ってまったくやっかいな生きもんです。
そんな私が子どもから学ぶことがありました。
先日、親ばかですが息子が中々な対応をしてまして。
近所のショッピングセンターに大き目な子どもが遊ぶための家があります。
高さ150センチくらいですかね。
テント型ではなく、結構しっかりとした作り。
窓も開け閉めできて、入口も開け閉めできる。
そんな家を3人の子どもが占領していまして。
3人の内訳は姉弟と姉の友人。
歳でいうと、姉とその友人年長、弟年中って感じでしょうか。
で、息子もその家に入って遊びたい。
しかし、姉とその友人が「守るのよ!」と弟に言ってまして。
その弟は健気に守ろうとしている。
息子が入ろうとすると「だめ!」
息子は仲良くなろうとして窓からいろんなものを入れてちょっかいをかけますが、
まじで「やめて!」と言い出す始末。
息子に「一緒に遊ぼうって言ってみたら?」というと息子はその弟に「一緒に遊ぼう!」といったのですが、その子は「いや!」
親はどこにおんねんと周りを見てみましたが、どこにもおらず。
どうやら子どもだけにしているようです。
で、3人がその家を占領して遊びたい子どもたちからその家を守ろうとしている。
お姉ちゃんたちが他の遊具で遊ぶときは弟が留守番してその家に他の子が入らないように守っている。
こりゃ、まいったなー。他で遊ばすか。
そう思った私は、息子君に「ほかに行かない?」というと「あの家で遊びたい」と。
「お母ちゃんも一緒に遊ぼう」と入るようにいってきたので、近づいてその家を守っている男の子に「みんなのものだからみんなで一緒に遊んだほうがいいんじゃないかなー」と言ってみました。
その弟君は私が言っていることがわかっているようでしたが、お姉ちゃんたちの言いつけを守らないといけないと思っているようで。
中々、ほかの子を寄せ付けない。
他の男の子も遊びたかったようで色々と物をいれてちょっかい出していましたが、また真剣に「もう、やめて!」と言っている。
子どもはすごいな
でも、子どもがすごいのは普通だったら大人だったら「そんなみんなのものではないか!」と権利を主張して怒るか泣くかするかと思うんですが、子どもは一生懸命仲良くなろうとしているんですね。
私は、ちょっと大きな声で「みんなで仲良く遊ぶんよ~」と息子にいっているような感じでその子らにも聞こえるようにちょっとにらみながら言いましたけど、息子は一生懸命仲良くしようとしている。
3人の子どもらは私の威圧が効いたのか、自分たちがやっていることはちょっとやばいんじゃないかと気づいてきたようで、ちょっとずつ家から離れるようになってきました。
3人家から離れた時に息子に「今、中に入れるんじゃないか!」というと息子は家に入り遊びだしました。
その様子を見ていた3人は「あ!家に入られちゃった!」といって息子に出るようにいいましたが息子は中々出ずに仲良く遊ぼうとしていました。
あまり、子どもの世界に親が介入するのもなんだなーと思いながら、時々、「みんな仲良く遊ぶんだよ~」と威圧はしましたが。
すると、その子らの親が帰ってきたようで。
どうも、その子ら親の前ではいい子になりたいようで。
そそそ、と家の占領をやめていきました。
親は何があったかまったくわからず、「じゃあ、帰ろうか~」と皆をつれて帰っていきました。
子どもの本当の姿、親は知らず~。
まとめ
結果として、最後は息子その3人の子らと仲良く遊ぶまでにいきました。
3人の子どもも「もう、やめて~」とは言わずになんとか家を絡んで遊べるまでにもなったようです。(親が戻ってきたのが効いたようですが)
今回の件で、息子なかなかやるな!と親ばかながら思ったのです。
泣きもせず、被害者意識を大きくもさせず、一生懸命3人と仲良くなって楽しい時間を過ごそうとしている息子。
3人が去った後、息子が家で遊んでいたら他の子が入ってきて「どうぞ~」と仲良く遊んでいました。
そんな息子を見て、自分がちょっと恥ずかしく。
すぐ、逃げたり怒ったりして仲良くって行動になってなかったなー。
こういう行動が平和へと近づかせるのでは!としみじみ思いました。
なんで大人って被害者意識やら加害者意識がすぐでてしまうんでしょうね~。
大人だからか~。
ほな、また。

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