情けは大事。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
情けは人の為ならずというけどそうだなと思う
しばらく賃貸借契約解除通知された関係の話が続きます。
そもそもなぜこの大家のアパートで暮らすようになったか。
2014年の5月に色々ありまして。
旦那から「息子と二人出て行ってください」と言われまして。
私も旦那のことでかなりメンタル溜まっていたので、こりゃ幸い!と思いすぐに荷造りして実家に息子と二人タクシーに乗って向かいました。
で、住むところを捜さないと行けない。
当時お世話になっていた母乳教室の先生に不動産屋を紹介してもらいました。
先生の紹介ということでそこの不動産の方は初期費用を安くしてくれるように交渉し、物件を紹介してくれました。
そこは南側の日当たりがよく、設備が古くてもボンドの変な臭いもしないので最適でした。
ただ、横の部屋のベランダが丸見えでそこには割れた等身大の鏡がおいてありました。
なんか怖いなーとそのことを不動産屋に伝えると見えないようにするということになりました。
その時に、玄関入ってすぐのところにすりガラスのパーテーションがあるんですがそこにヒビが入っていました。
まあ、割れていないし無理言って初期費用安くしてもらっているんだから、我慢しようと思い不動産屋さんには伝えましたがひびだからといってこのままでいいですよと伝えました。
それが私のわけのわからん「情け」でした。
「情け」にも二種類あると思う
その時の「情け」って、相手のためじゃなかったと思っています。
自分の傲慢さからでた「情け」。
不動産屋もそのことを家主に伝えなかったのはどうだろうと思うんですが、ベランダに
パーティーションつけてもらった上にひび(ぱっと見わからない)がはいったすりガラスを取り換えろってなんか気が引けるなーと思っちゃったんですね。
この気が後で痛いことになるんですよ。
「情け」って二つあって、一つは相手が謝ってきたら責めないことや相手がちょっとなーという態度をしていたら一声、声をかけること。自分の責を理解している情けと過去にして貰ったことに対しての感謝の思い。
「情け」をかけてもらったことによる「情け」返し。
もう一つの「情け」って相手が可哀想だと思うこと。
罪悪感からくる「情け」。
上記は後者なんですね。
向こうは家主なんでお金いっぱい持っている人なのにお金を使わせたら可哀想と思っちゃった。
その結果、入居して2か月くらいたった時にすりガラスに蚊が止まっていたので、パンと叩いたらその瞬間、すりガラスが崩壊しました。
それを不動産屋に言ったら「すりガラスにひびなんか入っていなかった」と言い出した。いやいや一緒に見ましたやん!と言ったら家主に言うわ~ということになりました。
ところが、返ってきた答えは「ひびなんかなかった」。
ええ!!となりましたが、話を聞くとリフォームをしたのは家主らしくそんなヒビが入っていたらわかるとのこと。
そのヒビはすごく細くぱっと見わからないようなもの。
80歳くらいの家主の眼にはわからなかったようでした。
もうすぐ80の私の父親も「なかった」と言い出したので父親がipadでパシャパシャ撮っていたのを現像したらなんとかヒビがわかる写真があったのでこれを出したら決着つなと思って不動産屋には写真ありましたよ~と連絡し、後日話しましょうか~ということになっていたんですね。
私自身、なんか家主とがつがつ戦ってもな~、最初、状況理解して初期費用安くしてくれたしなーという思いもありました。
この「情け」は感謝の思いからでる「情け」。
ということで、話し合いももういいや、出ていく時に自分でなんとかしようかという思いもありました。
で、一旦心をフラットにしてちゃんと挨拶するように心がけました。
家主さんとの関係は良好になったと思ったのだが
その後、家主も話かけたりしてくれたりで時間はかかりましたが、良好になっていきました。
別居を解消して旦那が家に転がりこんできましたが、単身者用マンションという話はまったく聞いていなかったので、いいだろうと、一応照明が壊れたときに旦那にいてもらって実質住んでますのを見てもらいその後なにもいってこなかったので、そのままにしておきました。
ただ、旦那が廊下で煙草を吸ってたんですね。
ちょっとわかりずらい絵ですみません。私は3階に住んでいますが3階は2戸しか住んでいる人がいない。ただ、部屋の前で煙草を吸われると隣の人に迷惑かけるのは必然。
なので、旦那には再三「共用部で煙草吸うな!」と注意していましたが、もう高度依存症レベルの喫煙ぶりなので言うことを聴きません。
廊下に携帯灰皿を置いて吸っておりました。
廊下にも灰を落としてくれてたので時たま掃除をして、困ったもんだと考えておりました。
どうやら、それが家主の怒りを買ったようで。
高齢者はキレやすいのか
全ての高齢者がそうではないのですが、父親なんかを見ていますとわけのわからんこと(言うことを聴かないなど)理由で激高する時が時々あります。
家主も父親と80歳近い年齢のように見えて、お世話になった不動産屋も「喧嘩したわ~、もう付き合いないわ~」と言っている時がありました。
それでその感情のまま、公正役場に行って賃貸借契約解除通知書にハンコ押してもらったのかなと思うところもあるのです。
だって、どう考えてみても1か月以内で出ていけと家主業長くしている人が言わないでしょう。
賃貸借契約書にはどう書いてあるか
単身用マンションなんて言葉はどこにも書いてありません。
ただ、使用細則守らなければ催告なしで契約を解除できるとは書いてます。
これを実行したのかな~。
といっても、期間は書いてありませんからもしこれがなんでもありの家主で腹がたったからと翌日に契約解除通知書が出せれるかという話になります。
原則は家主からの契約解除は6か月前からとなります。
今回は1か月以内に出て行ってねという話できましたからかなりの感情がからまった契約解除通知書になります。
誰も諭す人いないんだろなー。
まとめ
ここで家主さんに情け心があって、「注意して変わらなければ契約を解除して6か月後までには出ていってもらうよ」ということを言ってもらっていたらこちらももう、何もいわず請求されたら支払おうと思うのですが、今回はそうじゃない。
ただ、私もいままでの恩義は忘れたくないので徹底的にということもしたくない。
情けは人のためならずといっても受けた情けを返すだけ。
また、刃をむかれても困るから保全はします。
とりあえず、明日、宅建協会に電話相談します。
ほんとは、仲介してくれた不動産屋通したほうがいいでしょうが、これ以上面倒みたくないと言われてしまったので。手数料払ったんですけどね。
宅建協会が冷静になって聞いてくれてジャッジしてくれたらいいんですけどね。
ほな、また。

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