でくのぼうちゃんのブログ

雨にも負けず風にも負けずオロオロしながら更新中!!

しくじり先生の見栄晴先生の人生が無気力ぐせがある自分の人生とかなりだぶったという話。

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やる気が起きない・・・それを無気力という。

まいどです。でくのぼうちゃんです。

しくじり先生 見栄晴先生の授業を見た

しくじり先生をよく見ています。

www.tv-asahi.co.jp

今日は見栄晴先生でした。無気力人間の作り方。

私も無気力人間ですから、ちょっと興味があります。

見てて、まあ自分の人生と重なっている部分が多いところがたくさんあるのに驚きました。

井の中の蛙、大海を知る

知ってからどうしたかというのが大事なところなんでしょうね。

無気力になるか、自分を成長させるか。

見栄晴先生は大海を見て無気力になっちゃったようでした。

子役でデビューして役なんかもらっちゃったけど、坂上忍というスーパー子役が登場して「ああ、勝てっこないやー」と思ってしまった。

そして努力をしなかった。

それまでは劇団の中では褒められたりして「けっこういけるんじゃないか」と思っていた。

しかし、劇団外の子役を知って己を知る。

誰でも体験していることでしょうね。

私は小さい頃、絵を書くのが大変好きでした。

好きというよりもう食事するのと同じレベル。

普通にいつでも何かに何時間も何時間も書いていました。

またその絵を周囲が褒めるんですよね。

そしたら調子こいてしまってノートに少女漫画のストーリーものを書くようになりました。

出来たら、友達に読んでもらったりして。

絵が上手な子として学校で評判でした。

ペン入れなんかしてちょっと漫画家気取りでした。

また、小学校の絵の先生にもなりたくて先生に手紙で「どうしたら美術の先生になれますか?」と書いておくったりしました。

先生の答えは「毎日デッサンしてください」

それから私は毎日毎日そこらへんにあるものをデッサンしては美術の先生に点数をつけてもらいました。

中学に入っても授業中に漫画を描いていました。

しかし、私が入った中学は私立。全国から色んな子が集まってきます。

案の定、漫画のうまい子も集まってきました。

その漫画のうまさといったら半端ない。

私の絵など比較できないほどプロ級でした。

そんな絵を見てしまって私は「ああ、無理だ・・・」と思ってしまいました。

私はあんなに上手く絵が描けない。

クラブも美術部に入ろうと思いましたが、美術部に入っている絵を見て「ああ、無理だ・・・」そんな思いが湧いてきました。

で、入ったのは演劇部。

その時から絵を描くのをすっぱりやめてしまいました。

いや、描けなくなってしまったのです。

食事をするように自然に毎日毎日絵を描いていたのに。

私の中でなにかがすっぽりなくなってしまいました。

一日のうち起きている時間はほとんど暇があったら絵を描いていた。

しかし絵を描かなくなるとなにをしていいかわからなくなってしまいました。

絵を上手く描こうとは思わなかったのです。

息をするように普通に表現していたのでそれを上手く表現するという発想がなかったのです。

息を吸うのに他の人と比較しませんよね。ああ、あの人は上手く息を吸っているって。

井の中の蛙、大海を知った時でした。

本当に好きならば大海を知っても続けようとする

親はたぶんそう思ったのだろうと思います。

本当に好きだったらなにがなんでも続けようとする。やめてしまうならそれまで。

絵を描くのをお金払って習おうとするのはおかしいと思う人ですから。

まあ、中学に入った演劇にはまったというのもありますが。

絵ではなく体で表現する楽しさ。いろんな人になれる楽しさ。

皆でなにかを作る楽しさ。感情を思い切り表現できる楽しさ。

絵を描くことをやめて襲ってきた無気力は演劇をすることで解消したわけですが、

また、高校を卒業し演劇をしなくなると無気力が襲ってきたわけです。

短大にいっても何を勉強したいかわからない

見栄晴先生みたいにギャンブルには走りませんでしたが、夜な夜なクラブ(レゲェね)で遊ぶのにはまりました。バイト仲間でカラオケにもはまりました。

短大で何を勉強したらいいのかわからないという思いから逃げましたね。

遊んでいたらなにも考えなくていい。

でも虚しさは残ります。

短大も中退。バイトにくれました。その方が人と繋がることができたからです。

短大にいっても何をしていいかわからないですから。

友人は高校からエスカレーターですので高校の友人がそのままいますし。

しかし友人といってもこの心の闇を打ち明ける(闇があることもわかりませんでしたが)友人はいませんでした。

友人は心配していたと思いますが。

中退しても何をしていいかわからないという思いを抱えてしばらく生きていました。

そして震災。

 

dekunobouchang.hatenablog.com

無気力全開になりましたね。

どうせしても崩される。

就職してもどうせ子どもできたら辞めなくてはいけない。

そう思いつづけ気付けば39歳に出産でしたが。 

子どもが生まれてからは「どうせ」はいい出会いがあり、前向きに育児をするようになりました。

やっと無気力から卒業できました。子ども様さまですね。

まとめ

見栄晴先生、出てくれてありがとうと思いました。

客観的に見ることができた。

ああ、無気力人間てこう作られるんだ。

努力は大事だなと思いました。

周りを見て「自分には無理だ」と思うのではなく自分のできることからやっていく。

いつか時間がたてばなにかしら成長しています。

なにもせずに逃げるより全然いい。

タイムマシンが出来たら昔の大海を知った私にいいたいですね。

「絵をすぱっと描くのやめるんじゃなくて出来る人から何か学んだほうがいいぞー」って。

まあ、タイムマシンないから言えませんけどね。

ほな、また。

 

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photo by Jon Kneller

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