いろんな仕事がありますよ。
まいどです。
労働意識
20年前と会社が用いる雇用条件が明らかに変わっているのではないかと。
自分の今の会社の雇用契約書をまじまじと見つめて思うのであります。
確かに20年前は私も20代肌もピチピチで、体力もあった。
だから正社員でボーナスもあり、福利厚生も整っている会社の恩恵を受けてました。
その親会社は倒産したのでそれが良かったのかわかりませんが、一応上場されていた会社の
子会社だったのでそれなりに待遇はよかった。
その会社に入れたのも、インテリア会社の求人を見て応募したらうちではだめだけど
ということで紹介していただいたところです。
その頃の私は人様の繋がりを大切にせず、ただその日を楽しく過ごせたらいいか!と
働くこと、生きていくことにそれほど苦労をしてない実家で生活してた若者だったので
そのありがたさを今頃痛感し、申し訳ないことしたなあと思っているのです。
そのあたりから世の中は派遣というものが出てきて、会社辞めて結婚して働かなくてはという時に
登録を片っ端しましたが、希望に添える仕事がない。ゆえに仕事がない。
当時の私は、西成市民館のカラオケの会運営に携わっていてその仕事だけはなんとか続けたい、
おっちゃんたちの居場所はなくせないと思っていたのでそれをし続ける派遣の仕事を探しましたがない。一日だけというのに時々行って生計を立てていました。
それは軍隊か!といったものでちょっとでも時間通りに動かないと責めまくられる。2分早めにドアをあけて中にはいったらなぜ入った!と責められる。
そんな世界を知っているので相談者の派遣の話を聞くと嘘ではないだろうなということはわかります。派遣は長期派遣と短期派遣があり、短期だとあるけど長期はないと言われたり。
しかし、生活保護申請者は早く仕事を決めたとCWに言わないと申請通らないのでは?と思わされ安易に派遣に登録をして報告をする。すると支給はされるけど翌月分は週払いで入るのだからいらないでしょと2万円ほどしかもらえなかったと泣きながら報告がありました。
その派遣会社に登録はしたものの、果たしてその会社と長く付き合っていきたいかといえば約束を覚えてない言っている話が違うなどで付き合っていくのが不安だと。
しかし、とりあえず仕事を見つかったと報告したら早く支給してもらえるだろうと思ったと。
雇用側も君の代わりはいくらでもいるよって態度取るのはおかしいし、雇用される方も約束の時間をすっぽかすのもおかしい。どちらも信用を築いていく時間の余裕がない。
労働は素晴らしい!といった労働教みたいのもおかしいけど、働かないと生きていけない社会でもある。どんなにずたずたに雇用されても働かなければいけないのか。
私はこんだけ権利!権利!ゆうてるのだから辞めてどこかに雇用されるのは自分の信用している人じゃないといやですな。自分の人生託すわけですから。
今回の件で安易に就職した私にも責任はありますが、もうガリガリで息子の食事だけ食べさす生活から逃れたかったので致し方なかった。まあ、いいわけですが。
今の会社にいて、生活が安定してやっと人生断捨離できるゆとりが生まれたわけですから。
しかし、度重なるパワハラに普通に仕事したかっただけなのに普段怒らない私もおかしいやん!となったわけですが。
雇用される側の研修とかは頻繁に行われていますが、雇用する側の意識改革ってどうしたらいいものかと。雇用条件がほんと信用を築けるような雇用条件ではないのですから。
派遣や契約社員も人です。ロボットではないのです。いうこと聞かなければクビとか1ヶ月前にいけば大丈夫とか簡単に解雇を考えてもらわないでほしいわけですよ。
どう動くか。歳を重ねると勉強したいことが増えますね。
ほな、また。