好きという気持ちはどこから湧いてくるもんでしょうか。
まいどです。
でくのぼうちゃんです。
同性婚がよく話題に上がってますが
この頃、FBやらを見てますと「同性婚」についてのニュースや話題がよく取り上げられていてます。
そのような記事を読んで思い出すのがある夜のこと。
友人からカミングアウトされた夜のことを思い出すのです。
私の風貌はどちらかというと女性的ではなく、中性的な感じとよく言われます。
小学校の時は刈り上げをしていました。見た目は男の子とよく間違えられていました。
女子トイレに入ったら注意されたり。
別にそれについて嫌とかうれしいとかという感情はありませんでした。
中学、高校と女子高に通ってました。
通いたかった理由は、仲が良かった子が通うといいだしたのでじゃあ私も受験するとしたら受かってしまっただけです。
ほんと、なにも考えてませんでした。
女子高には青春の通過点として「先輩に恋い焦がれる」ということがある生徒もいましたが、私はそんなことはなく普通に男性に恋い焦がれる生徒でした。
ただ、まったく知らない子から「お友達になりたい」という申告を受けたことはありますが、それはそれで笑って流していました。
二十代後半にヒーリングに興味を持ち、そのサロンの研修会場で彼女と出会いました。
色白でなんか波長があいました。
私はけっこうなんでも受け入れようとする考えがあります。その彼女もなんでも受け入れようという考えの持ち主でした。
一緒に働いて飲みにいったり一緒に遊びにいったり。
何年かたちそのサロン会社をお互いが辞めても交流をもっていました。
三十歳前半ぐらいに夜、飲みにいきました。
お互いの近況報告です。
その近況報告での出来事。
友人からカミングアウトされる
「実は今、付き合っている人がいる」
そう言われたと思います。
そうか!よかったね!とお祝いムードになりました。
しかし、次の言葉で空気は変わりました。
「女性やねん」
「おぅ?」
聴けば同じサロンで働いていた仲間。
というか、前は男性とつきあっていた話を聞いていたんでほんと「おぅ?」。
その後の会話があんまり覚えていない・・・。
ただ、彼女がカミングアウトしてくれた気持ちを大切にしたいという思いはありました。
しかし、女性を好きになるというところは共感できないし、なったこともないし。
そんな話題も今までうけたことないし。
ぼちぼちとなぜそうなったかを聞いた記憶がうっすらと。
とりあえず、頭はかなりパニックだったようです。(酔っ払っていたのか)
ただ、話を聞いていて人を好きになるのに性別は関係ないかもしれないなーと思いました。
好きになった相手が女性だった。
その「好き」という思いも友人としての「好き」ではなくそれよりもっと「好き」な思い。
異性だと友人としての「好き」から恋人としての「好き」はなんとなく態度とかでわかるもんですが、同性だとどうなんだ?と思い、質問してみたような。
すると、傍にいるだけで締め付けられる思いというかせつない気持ちとなるとのこと。
それが結果として「同性の彼女」だったわけで。
まあ、その「同性の彼女」も友人を「傍にいたら締め付けられる切なくなる気持ちになった」からカップルとして成立したわけで。
そのような話をウンウン聞いていたら、
「類は友を呼ぶっていうんやで」と言われました。
いや、私は同性には湧いたことないなーと、はっきり伝えました。
彼女は笑っていました。
お酒の席で結構二人とも酔っ払っていたから笑えたんだろうなー。
そんな話を聞いて人の気持ちってほんと不思議だなと思ったような。
この「好きになる気持ち」ってどこから湧いてくるんだろうなーと思いました。
まとめ
まあ、この二人はこの後、「友人同士」ということで部屋を借り、一緒に住んでいます。息子が産まれてから一度会って話をきいたんだけど、まだ一緒に暮らしていると話していました。
ああ、思いは本物だったんだな、その時そう思いました。
気の迷いとか興味本位だけだったらすぐ別れるだろうなと思ってました。
しかし、こんなに相手のことを考えながら人生を一緒に歩いていきたいと話していた彼女を見ていると、いいカップルだなと思いました。
二人が結婚できるのであれば心から祝福したいなー。
彼女たちは親に内緒でコソコソ付き合っていたんだけど、これで何かが変わっていくかもしれませんね。宝塚に引っ越してもらいたいもんです。
「人を愛する」という思いはほんと、どこから湧いてくるんでしょうね。
「愛」という文字で表せれるほど簡単なものではないんでしょうね。
ほな、また。

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