逝ってしまわれました。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
勝手に心の師としていた水木しげる先生が逝かれました
お会いしたことはありません。
しかし、先生の作品に触れる機会はなにかとありました。
あの周辺は水木しげるワールドなんですよ。
そう、先生の世界が存在しているのですよ。
高齢だったのでいつか逝かれると思っていたのですが、とうとう逝かれてしまいました。お悔み申し上げます。
なぜ心の師としていたか
先生は「妖怪」という異界をこの世に広めていかれました。
それを愛すべきキャラとして。
目に見えないものを表現し、人々に浸透させるって並大抵なことではないと思います。
オカルトな話をするだけで、近頃は「ドン引き」や「適当に流す」人が多いのに。
昭和のころはまだ、目に見えない世界を受け入れることが出来る余裕があったのかもしれませんね。
私は実は「ゲゲゲの鬼太郎」はあまり読んでいないんですよ。
先生の作品を知ったのは「妖怪」ですわ。
妖怪大百科をよく読んでいた記憶が。
絵がまあ、丁寧にかかれていて点々だけで影をつけたりと。
それがやたらと怖さを増幅させていて。
この本のおかげで妖怪と日本の地理が頭に入ったような。
父親も水木しげる先生が好きだったのか本棚にこれを置いていました。
ちょっと、エロちっくな話と絵なんですけどね。
妖怪絵とはまた違った水木先生の作品。
片腕をなくされても画力衰えず、ペン一本で家族を養うそのパワー。
すごいです。
腕一本で絵を書けるかと言ったらどうしても紙が動かないように押さえつける腕必要ですからそうとう筆圧を強くして書かないと紙が動く。
話に嘘がない
先生の話しって戦争の話しにしても、飾り気がない。
敵が見えたから逃げたとか本音で語る。
だから、すべての話が本当に見える。
戦争の話の作品がまた説得力が出てくる。
戦争に行かれた重要な生き証人がまた減ってしまいました。
どんどん、「戦争を知らない子どもたち」の人たちが増えます。
まとめ
先生が残した幸福の七か条
第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない。あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 怠け者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。
(覚書 「水木さんの幸福論(日本経済新聞社)」より)
以上を心に響かせ、これからもぼちぼち生きていきます♪
これ、法律に影響させへんかなー。
ほな、また。