ここの鳥居は装飾にすぎず。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
滋賀県 阿賀神社に行ってきた。
私はここが行きたかったのです。
旦那は息子に魚釣りをさせたいと南郷水産センター企画を家族会議に出しました。
滋賀県か、なにかあるかなと下調べ。
調べるとおもしろいところがあるじゃないかと滋賀県行きを了解しました。
で、ここにいってマス炭火焼を堪能したわけなんですが、私が行きたかったのはここではない。
私は「太郎坊さん」に行きたかったのです。
阿賀神社
創建 欽明天皇の治世
欽明天皇の治世っていつだ?って話になりますが、聖徳太子がいる時代です。
しかし、本当の信仰対象時期になったのはもっと前ではないでしょうか。
ここの見どころは「夫婦岩」にあります。
神の神通力によって開かれて悪心があるものが間を通るとはさまれるという伝説があるのです。その岩をみたくて。
行く前に旦那と大喧嘩。
しかし、この神社行く前に旦那と車の中で大喧嘩となりました。
南郷水産センターから車で1時間ぐらいのところ、なぜ行きたいというか!という話です。私は事前に行きたい旨を伝えていて了解を得ているのでそんなことを当日に言うか!ということで激怒。向こうは覚えてないし、行きたいなら場所を確認してから伝えろと。そんな喧嘩を息子はオロオロとしながら車内でいて困った感満載。
結局、私は黙り、旦那も車を太郎坊に向けたのでした。
喧嘩をしたからか、昼からの私の疲れがでたのか途中止まったコンビニのトイレを使わしてもらったらそこは大量の香料の海だったからか頭痛はまし、イライラ感がでてきましたが息子の手前、がまん。
で、そんな状態で太郎坊さんに行ったのですが、その状態を太郎坊さんは癒してくれたのです。
山そのものが神なのです。
上からの景色でまず癒されました。
駐車場にあったマップ。駐車場にいるときまでは頭痛がありました。
ここで祀っている神様、「正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊」(マサカツアカツカチハヤヒアメノオシホミミノミコト)の名前を読んだとたんなんかふっと楽になりました。
「マサカツアカツ」は「正しく勝った、私が勝った」の意、「カチハヤヒ」は「勝つこと日の昇るが如く速い」または「素早い勝利の神霊」の意で、誓約の勝ち名乗りと考えられる。「オシホミミ」は威力に満ちた稲穂の神の意である。合気道開祖植芝盛平はマサカツを「敵に屈せず、正しいことを行って勝つ」、アカツを「たゆまず修行し、己に勝つ」、「カツヒアヤヒ」を「相手と対峙した時にすでに勝っている」と解釈し、合気道の理念を表す用語とした。wikiより
私の勝手な解釈は「まさか私が勝つなんて!」が大事ではないかなーと思いました。
この「まさか!」心が大事ではないかと。「まさか」の語源は「たまさか」らしいですが、こっちの「まさかつ」のほうが私はしっくりきます。
勝負なんて結果であって一生懸命やっていたら結果勝っていたよという解釈を感じました。看板みて。どちらかというと植芝さんの解釈に納得します。
なんか喧嘩してた自分が馬鹿らしくなってしまったんですねー。ははは。
山に入ります。
一気に頭痛はやみました。鳥居も山と同化していますね。
さざれ石が右にちろっと見えてます。
このさざれ石の重要性をこの歳になってヒシヒシと感じます。水晶とかアメジストとかキラキラする石よりも日本人は古来からさざれ石を大切にしていたんですよ。
さざれ石は長い年月かけて石の欠片が引っ付き大きな石になったわけです。
年月さえありゃただの石ころも大きな石になるわけです。
この山のことを調べたものが展示されていました。
小さい字です。
ここの神社の目玉、夫婦岩は10度のずれはあるもののほぼ東西ラインに割れ目があるようです。
ピラミッドの開口部も太陽の光に合わせて作られているとか。
古代の人はどのように計算したんでしょうか。ていうか石を太陽のラインに合わせて割れるのか?
悪人はこの割れ目が閉じるということで先に旦那に通ってもらいました。
大丈夫なようです。私はこのラインを味わって通りたかったのですが先に行っている息子のことが気になって味わえませんでした。このラインの真ん中で磁力がかわるらしいのです。方位磁石を持って行った人がそこで出してみたら矢印がぐるぐるまわったそうです。ああ、また来ねば・・・。
しかし、どんどん体調はよくなってきます。
よくわかりません。
緑が深いんだー。空気がおいしいんだー。
まとめ
行ってよかったです。また、行きたいです。
勝負とはなんであるかを教えてもらったような。
この阿賀神社がある山そのものが神であってただあるだけで岩に苔がむし、木々がはえこのような山になったわけです。別に勝負しようなんて思ってない。
この山につけられた鳥居や本殿などは人間が勝手につけただけで、山は「つけたかったらつけなはれ~、好きにしなはれ~」みたいな感じ。
つけた結果、山と同化しているんですから。年月がそうさせている。
私が気になった山は阿賀神社がある山よりも西にあるこちら。
車から
この小さい山が気になって、気になって。さすがに旦那に行こうよとは言えない。
今度私一人で行ってみるかー。
まあ、勝ち負けなんて結果ですね。
一生懸命が大事なんだわー。
ほな、また。
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