16,610円。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
16,610円
これを受け入れるのにどれほど時間がかかったか。
もう50眼前ですよ。
年金 20歳 義務化。
平成3年(1991年)4月からそうなったようですが、そのときに私は20歳になろうとしている歳であり、は?年金?ぐらいのまったく老後の不安とともに生きていませんでした。
学生は所得が低いため「学生納付特例制度」という制度があります。
他にも免除制度はありますが、問題は20代に65歳以降の生活不安を持たせないといけない国であるという現実をどのように受け止めさせるか。
しかも、私が相談で受けた方々の年金だけで暮らしている人達はもうそれは医療をどうするか生活をどうするかのんびりと生きることができない状態の方ばかり。
生活保護を受けられない、でも医療費はすごくかかる状態、介護サービス使いたいけど使えない、どうしましょう!という方々ばかり。
そんな方々の相談を受けて、年金払っておいた方がいいよ、とは若い人に言えない。
健康であったほうがいいよとは言えるけど。
その年金の保険料をジムか健康のために使った方がいいのではないか?と思ったり。
年金額も年によって変わり、昨年は16,540円。
今年は16,610円。固定されていないから、まあややこしい。
国民健康保険だけでは、生活できないわけですから65歳からも働かないといけない。
厚生年金はサラリーマンであれば払っているだろうけど、病気になればそれはそれは大変な生活が。
生活保護受給者にはケースワーカーがついて、生活指導やある程度の見守りはありますが、年金だけで生活している人はそれがない。
50を前に65歳からの未来予想図を描きますが、家は賃貸暮らしであれば居住費を含んでの毎月の経費を考えないといけない。
いつまで働かなくちゃいけないのか、趣味を満喫できる生活ができるのか、趣味で人とつながることができる生活はできるのかと思うのです。
この15年でどれくらい貯金をしなければならないのかという、貯金体質ではない人が考えちゃいけないことを思ってしまうわけです。
田舎の土地に家たてて、農作物作って食べるのも一人じゃさびしすぎる。
息子もいずれ家を出て行くでしょうし、両親もパートナーも先に逝くでしょう。
一人で楽しく暮らすにはどうしたらよいものか。
年金の保険料を20歳から毎月納めてもこの答えは出ないのではないかと。
65歳から無理ない程度で働けたらいいのでしょうけど、若い人もいるなか、そんなに今の仕事を頑張れるか?という問いはどうかねぇと思うところもあり。
今のような体力があるか、維持できるか?
老化というものとどのように向かい合うか。
眼の視力が弱くなり、光刺激に弱くなってますね。
ルテインでしょうか。
16,610円×480(40年)=7,972,800
この7,972,800円を20年もらうとすると
398,640円÷20=19,932
国からの補充がだいぶあるわけです。
85歳までというわけにもいかず100歳まで生きるかもしれない。
国も毎月回収するというより、いっそのこと予算を丸ごと生活保護ではなく、
老齢支給として割り切ってつくったほうがいいのではないかと。
国民年金だけの人は65歳からは老齢支給。12万くらい。
医療費も年金18万未満の人は老齢扶助。個人負担なし。
年金を賛美するメリットがあまりにもない。
最先端医療はあるけど、使える人は高所得。
若い人に老後の不安を植え付ける社会ではなく、今を謳歌してもらって
老後も楽しんで生きられる社会。
口でいうのは簡単なんですがね。
毎月の給料明細をみて社会保険料が5万ほど引かれるので不安保険に5万かと思うわけですよ。
街の酒場文化が押しつぶされていく中、オリンピック開幕式があったわけですよ。
ほな、また。