また、読みたい本を発見。
まいどです。
でくのぼうちゃんです。
表面化する問題を仕方ないですまさない
昨日、会議で帰りが遅くなりいつもだったら寝ている時間にTVをつけました。
10時には毎日寝ます。そして5時に起きる、7時間睡眠。
すると、この本の解説の番組が流れてきました。
伊集院静さんがテレビ局のトイレに「ここで仮眠をしないでください」と書かれた張り紙が
貼っていることについてADさんの労働環境が過酷であることをお話していました。
だから、その張り紙を貼るということはどうだろうかという話。
釜ケ崎で最近見た張り紙は、部屋にゴミをためないで!というものがありました。
なぜ、ゴミをためてしまうのか。
ためた本人しかわかりませんが、少量だとなんだかな、ためてから捨てようか、けっこう溜まったな、もう少し溜めようか、もういいや捨てなくても、という流れがあるかもしれません。
5階のエレベータなしの部屋に住んでいた80代の方は、ゴミを持って降りるのが大変ということがわかりました。介護がついてなかった。地域と繋がっていなかった。
部屋に入れさせない問題があるかもしれません。
ある方は、ラーメンをこぼしてそのままにして生活し、畳が腐食し、すごい匂いがしていました。
昨日の会議は、地域で活動している人たちの集まり。
あいりん地域をどんな街にしてほしいか、行政になにを要望するか
そのような話をしていました。
行政は、以前は、再出発できるまちづくり、と言っていましたが、この頃はそんな話をまったく聞かず。
相談するのにどこの区に住民票をおいているかをまず聞く感じに。
他区だとその区で相談してくださいと言われたというケースを何件か聞きました。
なぜ、他区に住民票ある人が西成区に生活相談をしに行っているのか。
そこを訴えないといけない。他区だから追い返すのはもってのほか。
そんな話となりました。
西成区は、初期費用が0円で部屋を借りることができる。内覧その日に賃貸借契約締結、そして入居。派遣切で寮を追い出された人はすぐにホームレスになってしまいます。
そこから、再就職はかなり困難です。
なぜ、このような人たちがいるのか。
その問題を考えたいのでこの本を読みたいと思います。
ほな、また。