本は世界が広がる。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
ワクワクさせてくれた本
今までこのブログでもいろいろ本を紹介させていただいております。
本はワクワクを与えてくれるものです。
今は育児や日々のことで本を読む時間はなく(読みたい本は貯めていますが)本を読むよりも目の休息を一番に考えてしまう歳となってしまいました。
昔は漫画が好きでした。一日漫画を読んでる。歴史の流れは漫画で覚える。
学研シリーズを立ち読みで覚える。
そんな小学生でした。漫画以外は全く読みませんでした。
そんな私が、漫画以外を読むきっかけを与えてくれたのはこちら。
この本を手に取って読んだ時の衝撃はすごかったです。
私が好きな内容がてんこ盛りです。
その中でも何回も読んでしまう項目は、「カバラ的宇宙」というものです。
内容を書き写そうと思ったのだけど、当の本は風呂場にもっていったりあっちこっちで読んでいたからぼろぼろになってもう見るに堪えない姿となってしまったのであの世に行ってしまいました。
また買わなきゃと思うのだけどこれで3回目だから(前は窓際に置いていて雨にうたれて読めない姿に)なんかこんなに何回も買いなおすのはどうだろうと思ってしまいまだ買ってません。
覚えている範囲で簡単にかくと、宇宙の歴史(!)を占星術的に黄道十二宮で表しており、将来の地球は両性具有者となり自分で自分を愛すこととなるということが書いてありました。
黄道十二宮(いて座とふたご座とかです)のシンボルマークがあるんですが、これが人類の性の状態を表しているとのこと。二人でできたことが一人で完結・・・。
なんとも奥が深い話です。
価値観が一気に広まりました。
澁澤龍彦先生は「サド裁判」で有名になったらしいですが私は「サド」関係は読んでおりません。
1961年、猥褻(わいせつ)文書販売および同所持の容疑で、現代思潮社社長石井恭二と共に在宅起訴され、以後9年間に渡りいわゆる「悪徳の栄え事件」の被告人となった。ー中略ー澁澤はこの裁判について「勝敗は問題にせず、一つのお祭り騒ぎとして、なるべくおもしろくやる」との方針を立てていたため最初から真剣に争う気がなく、「寝坊した」と称して裁判に遅刻したことまであったため、弁護側から怒りを買うことがあった。
そんなに猥褻だったかなーと振り返りますが当時の日本ではPTAの方が「こんな本!」となったらそれで起訴されたようです。
澁澤先生はその裁判をもう「くだらんもん」と思っていたようで戦う気ゼロで楽しんでいた。すごいですねー。
それぐらい、どっしりしてないと世界の色々な価値観を書籍として残せませんわな。
まとめ
本は自分の価値観を広げてくれるものと思っています。
視界が狭くなって世の中おもしろくないなーと思う人は価値観を広げてみる本を手に取ってワクワクしてみてもいいかもしれませんねー。
ほな、また。
今週のお題「最近おもしろかった本」