苔がむすのは自然な事。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
松谷みよ子先生が逝ってしまいました。
絵本は息子のために初めて我が家に来た本は松谷先生のですし、私が小さい頃もお世話になりました。
しかし、松谷先生の素晴らしいところは民話などの口承で引き継がれてきたものを重要視している事だと私は思います。ただの夢話に終わらしていない。
口承になっていった話の裏に隠された人々の思いを受け止めているといいますか。
ここに、これはずっと読まれてほしいなあと思う本をご紹介します。
現代民話考
この現代民話考は、主に幽霊の話です。
しかし、幽霊話というのを怖さを感じてもらおうとかではなく、体験した人の語りを軸に書かれています。
幽霊なる背景がある訳です。
ただ、怖いよねというだけなものではないのです。
特に戦争に行かれた方が幽霊になって帰ってくる話は怖さなんてまったくない。
異界からのサイン
こちらも幽霊話です。
幽霊というものを科学的に解明することを私はいつも不思議に思います。
見た人々が嘘を言っているかどうかの検証なんでしょうか?
また、私はテレビでやる幽霊番組を好きでありません。幽霊を茶化しすぎてる。
まとめ
松谷さんはいろんな人から民話や幽霊話を聞かれたかと思います。
その話をただの話に終わらせなかった。
今は日本昔話がゴールデンタイムにやってませんが、出来ることならもう一度ゴールデンタイムにやるとか民話を使っての歴史の勉強をしてほしいもんです。