でくのぼうちゃんのブログ

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あいりんネタ:生活保護費VISA カードで渡す前に説明能力援護者を付けさせることはしないのかなあ?

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プリペイドカードで金銭は管理できるのだろうか?

 

まいどです。でくのぼうちゃんです。

 

金銭管理ができない人たち

生活保護プリペイドカードのニュースで様々な方々の生活保護に対する意見を読むことができました。

 私も自分の意見を投稿しました。

生活保護受給者一部にVISAカード発行!!2015年4月から実施って急展開、強引すぎやしないかい?? - でくのぼうちゃんのブログ

 他のブログでは金銭管理できない人だからやってあげたらいいのではないか?という内容のものがありました。それにはケースワーカーの人数不足が問題であると。

 

金銭管理ができない人たちは精神的な問題があるということも書いていました。

果たして精神的な個人の問題だけでしょうか?

 

社会的な問題も関係している

 

私が知っている生活保護受給者は60歳70歳代の方々です。その方々から自分の人生はこんなんで生活保護になったんやということが聞くことが度々あります。そういった話を聞くと他人事ではない、この人だけの問題ではないと思いました。

1945年の戦争が終わってすぐに生まれたかたはいま、69歳です。

女性はまだ専業主婦が当たり前でサラリーマンも少く体を使った労働仕事がたくさんあったようです。

 

建設ラッシュで復興にみな前向きで今の世の中のようにお金で何でも解決する方法が当たり前じゃなかったと思います。

女は家を守り男は体を張って稼いでくる。

そんな考え方が当たり前だったようです。

1960年代の釜ヶ崎をロケ地にした映画があります。

 

 

 

太陽の墓場 [DVD]

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このような時代を謳歌した人達が金銭管理ができないと生活に困ると誰が想像したでしょうか?

見方をかえると人生を謳歌した人達がいたから経済が発展したんです。

その方々が借金を抱えるほど自分をなくしたから経済が発展したわけです。いい言い方をすれば。

自分の金銭管理ばかりを考えて生きていくのってどうですかね。

そのような生き方をしていない人にプリペイドカードやったら管理できるでしょうというのはどうでしょうか?

また、そのような方は説明するのが苦手です。苦手な人にどのように聞き出すのでしょうか?

 

説明するのが苦手なことは精神疾患なのか?

人に何かを説明するために人は生きていませんし、行動しません。

だから説明できなくて当たり前だと思います。私は。

それが生活保護受給者になったが為に金銭管理をされ何に使ったか聞かれそれに対してきちんと答えられなかったら知的障害者認知症扱いとなる。

また、単身男性の方は栄養について考えた食生活をしておらず栄養失調から頭が回っていないのが精神疾患と思われて投薬されるといったケースも考えられます。

説明するのが苦手な為に生活保護受給を余儀なくされたのに説明するのを克服するスキルを与えられずに更に説明責任を持たされる。

 

説明する方法のスキルを持たすか説明援護者を

アメリカは奴隷開放運動と共に開放された方々が自分の意見をいえるスキルをもってもらうという訓練方法に「アサーション」 というものがあります。

簡単に言えば「あなたok 」「私ok 」な考え方です。

 

 

 

アサーショントレーニング―さわやかな「自己表現」のために

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 こう言ったトレーニングを国が積極的に行うか、若しくはそのようなトレーニングを受けた人が自己表現の援護者となってサポートしない限りケースワーカーに全ての責任を押し付けては違う問題が出てきます。

まとめ

日本で唯一、暴動が起こった町、釜ヶ崎です。
確かに自己表現のスキルを身に付けさせると何をし出すかわからないということがあるかも知れません。
しかし、歯抜きにさせるような対応をしてそのような方に説明責任を持たすのはどうかなあと思ってしまうのですよ、私は。
 
 
ほな、また。

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