あの日にかえりたい
まいどです。でくのぼうちゃんです。
あの日にかえりたいのあの日
今、ユーミンを聞き直しています。
荒井由実のときから松任谷由実に変わったはじめ頃、姉の影響でよく聞いていました。
当時はCDってものがなかったからカセットテープです。
あの日にかえりたいもよく聞いていたアルバムに入っていました。
あの日、それは学生時代かなんて自分の思い出に浸ろうかと思っていましたら、
朝、東日本大震災でお子さん3人お亡くなりになった方の話が取り上げられていました。
それを見て、ああ、この人のあの日は3月10日か3月11日かと考えてしまい、悲しみが止まらなくなってしまいました。
うるさいなあと思っていた子どもたちが3月11日の津波でいなくなってしまう。
2年ほど前に宮城県にいったのですが、その時の風景が忘れられない。
空港に向かう電車で見る風景。
新興住宅地か?と思うほど、すべての建物が新しい。そして、なにもない土地。
なぜ、なにもないのだろう、ああ、津波。
一瞬にしてその新しい建物、整備された土地の悲しみが襲ってきました。
見た目はきれいだけど、悲しみは残る。
思いは残る。
土地と建物と人。そこから感じる何か。ネットでは感じることができなかったこと。
現地にいって初めてわかるもの。
相談を受けると時々東日本大震災でご家族を亡くされた方に会います。
本人はなんともないように話されますが、本心はわからない。
もうすぐ3月11日。10年たってその間に様々なことがあってようやく平和になったのですが、
当時は苦労知らない世間知らずですから人の悲しみ、上っ面しかわからない。今もわかるか?と言われたら疑問ですが。息子を生んでから涙もろくなってしまいました。
人の悲しみをもろに受けてしまう。
しかし、すごいなと思ったのは、そのご夫婦二人で一生懸命立ち直って生きている姿。
相手のせいにせず、二人で支え合っている姿。
悲しみがあって、そこからどう立ち直るか。
一人ひとりの選択は違うから、人のことは人のことになるのだけど、今の普通の大切さを
映像は、その方々を通して教えてくれたのかしら。
あの日にかえりたい、けど今が大切。
人の気持ちは~しなければ、では動かないし、それは嘘の心となる。
自分の心に正直に。あの日にかえりたければかえるのもあり。
ほな、また。