石狩挽歌。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
石狩挽歌の解説を聞いて
昨日、BSの番組を見ていましたら中西先生がお元気な時に自ら作詞した曲を解説するのを再放送していました。
その中でも、「石狩挽歌」は歴史的背景や写真などを使ってとてもわかりやすかったです。
キムヨンジャ様の歌っている石狩挽歌が好きでしたが、背景を知ると北原ミレイ様の歌い方もなるほどなと思えてきました。
昭和30年までの大量ニシン漁の賑わいがあり、今、寂れた漁港との対比。
ヤン集とか、笠戸丸など、どんなものかまったくわかりませんでしたから、解説を聞くとまた、味わいが増してきます。
昔を懐かしむおばちゃんの歌。
しかし、こういう歌があるからニシン漁やら、ヤン集といった言葉を知ることができる。
あと、面白いなと思ったのは昭和45年と昭和46年で歌謡曲の変わり目と言ってたこと。
「今日でお別れ」は、別れを哀しむ歌で、尽くす女性が別れを告げられ出ていく時の心境を表したもの。
しかし、翌年出てきた「また逢う日まで」は、哀しむどころか、ははは!的にパワフルに前向きにに別れを歌っている。
ウーマンリブが進んだ結果か。
45年までは見た目現況を歌詞は書いているけど、その歌あたりから心境を中心とした歌詞が増えている。
この話は面白いなあ。
昭和歌謡はだから面白いんだよなあ。