素人目から見てですが。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
歌い手がすごいなと思った歌
年末年始、ずっと歌番組をつけています。
息子からはやいのやいの言われていますが、じいちゃんばあちゃんも味方につけ、幸いアニメがあまりやっていないので(ドラえもんは見せました)歌を聞けて嬉しいです。
歌番組を見てて、坂本冬美様が新曲を歌っていました。
桑田佳祐様が作詞の歌。桑田様の世界観がある歌詞。しかし、驚いたのは坂本冬美様の表現力。
「みたらし団子が食べたい」フォークソングならありな、歌詞ですがバリバリの歌謡曲です。
しかも、死んだ女の人の心を歌っている。憑依ソングではなく。
色気をだして「みたらし団子が食べたい」。恨みつらみを表現しながら。
すごいなあ!坂本冬美様!歌いこなすなんて!
桑田様の歌詞が悪いとは言ってないですが、桑田さんが歌って成立する歌詞をみごと歌いこなす坂本冬美様。
素人ですから歌手が作り上げた表現を聞いてそれを真似て勉強していますが、これが白紙で自分のところに来た時どう表現するか。そう、歌手のところにくるのはカバーではなければ作り上げ作業から入らないといけない。
他にすごいなあと思った歌い手さんは矢吹健様。
あなたのブルースもうしろ姿もいろんな方が歌っていますが、私は激しいのが好きなので矢吹健様推し。
松田聖子様も「バカね」を渚のバルコニーで表現していますが、あんなにアイドルちっくに表現できたのは聖子様だからとどこかの番組で松本隆様が言っとりました。
https://music.apple.com/jp/album/%E6%B8%9A%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%83%BC/575500345?i=575500378&uo=4&at=1l3vsAr
よせばいいのにの「バカね」とは違いますね。
しかし、ムード歌謡をうたってらっしゃる方々は声の出し方がすべて艶があるのですよ。
よせばいいのにの「バカね」はなんどもダメンズに引っかかってあたしゃどうしようもないよねと自虐している「バカね」ですが、それをまた聖子様とは違った色気ある女ごころを男が歌う。
このムード歌謡の喉の震わせ方、人間鉄琴か?と思う。夜のネオンがまた似合う。
ラテンだけどラテンの明るさはなく、夜の刹那さから生まれる明るさといえばいいのでしょうか。
ラテンを語れる身分でもないのであくまで素人目線(いや耳線か)ですがね。
しかし、表現を一生懸命行っている方々の歌を聞くのは実に心の栄養となりますね。
ほな、また。