でくのぼうちゃんのブログ

雨にも負けず風にも負けずオロオロしながら更新中!!

耽美主義というものを知りました。

緋色のマニエラ―山本タカト画集

山本タカトさんの絵。

まいどです。でくのぼうちゃんです。

耽美主義というもの

「耽美主義」この言葉を知らないでいました。

昨日、facebook(私のネタの根源ですな)で山本タカトさんの絵を見ました。

jp.pinterest.com

このサイトには載ってないですが、八つ墓村の舞台のポスターを描いたものを見ました。

そこに描かれているカップルのキスの絵。小さいことですが口もとの舌の部分が描かれておりましてそこにかなり何かを感じました。

私自身、そんな性癖があるわけでもないく変態というわけではないんですが、(たぶん)エロスを表現しているものに昔から惹かれておりまして。

なんで?ということはわかりませんが、なぜか惹かれる。

大人になって色々と人生経験つんで、痛い目もして。

そこでなぜ惹かれているのかというのが「制限がない思いやりの結果」という思いが湧いてきました。

相手と時を楽しみたい、ただそれだけで相手と共感しあい「これはしちゃだめ、あれはしちゃだめ」というのはなく、ただ二人で制限のない思いやりを楽しむ。

「制限のない」というところで「狂気」というのも重なる。

私はしてはいませんが、お互いの首を絞めて気持ちよくなるのを楽しむ行為というのもあるそうで。この場合も「制限はない」「狂気」の結果の何かを楽しむ。

まあ、それを表しているのが耽美主義と呼ばれているようです。

昨日知りましたが。

私が惹かれる作品あれこれ

池永康晟

私はこの人の絵のエロさに惹かれております。

 

池永康晟美人画カレンダー2016 星の消ゆるを待つ ([カレンダー])

 

この方が描く美人たちはなぜかみんなエロい。口元がエロい。

オーブリー・ビアズリー

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/cb/Salom%C3%A9-_a_tragedy_in_one_act_pg_79.jpg/800px-Salom%C3%A9-_a_tragedy_in_one_act_pg_79.jpg

こわい絵ですねー。これに惹かれるわけではありませんが、なんでこんな絵を描けるのということを考えます。これが美とは思いませんが。

松井冬子

増補新装版 松井冬子画集 世界中の子と友達になれる (エーテー・アートブック)

 

作品名「世界中の子と友達になれる」

 

なれるかよ!という思いで描いたらしいですが。

この方は別嬪さんですね。人間的に惹かれます。

グスタフ・クリムト

クリムトの世界

このクリムトの描く人間の肌色のエロさ。

江戸川乱歩

芋虫  江戸川乱歩ベストセレクション2 (角川ホラー文庫)

江戸川乱歩ならば作品「芋虫」になんともいえないエロさを感じます。

澁澤龍彦

黒魔術の手帖 (河出文庫 し 1-5 澁澤龍彦コレクション)

 

知らない世界を教えてくれました。

サドは読んでないのでまだまだ知らない世界がありそうな。

耽美主義、そんなに知らないので私が惹かれる作品を並べてみました。

まとめ

こういうのは表現の自由があるからこそ、作品として残っていると思います。

エロは無制限。エロは自由。

まあ、動機によるかとは思うんですけど、その発想があるからこそ恋愛を楽しめる部分もあるし生きる楽しみを得る部分もあるのではないかなと思うんです。

ふと「エロ」ってなんだろうと思ったので、wiki貼っておきます。

エロティシズム - Wikipedia

エロスとは肉体同士の調和的合一であるだけではなく、認識と快楽との合一でもあるのだ。

これが国によって制限を課せられてしまうとどうなってしまうのでしょう。

アメリカの酒禁止時代のようにマフィアが力を持っていくかもしれません。

表現は表現する人と鑑賞する人は同じではないのでどんな受け止め方をするのかわからない。

ただ、湧き出るものを昇華する方法として「命に影響なく自由なもの」は沖縄の聖地のように誰の手が入ることなくそのままであってほしいなあと思うところもありますが、「芸術」という分野が存在していることが不自然な部分なのか?と思うところもあり。

難しい問題です。

ただ、作品を楽しみたい私はどうか表現の自由が守られますようにと祈るばかりです。

ほな、また。

 

幻想耽美

幻想耽美

 

 

 

 

 

 

 

 

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