なんか社会に変化の兆し?。
まいどです。でくのぼうちゃんです。
久しぶりに本を買いました
この頃、本をしっかり読むひまが出てこないので本から遠ざかっていました。
読みたいモノはたくさんあるんですが、読む時期ではないかな?というのもあって本屋に行くのも避けていました。確定申告を何とかするための本は買いましたが。
しかし、Facebookで知り合いがおすすめ!していた本がかなり気になりだしまして。
この本。
以前、NHKがこれをやっているのをちらっと見ました。
NHKで幽霊を取り扱っている!と私の中でかなりびっくりポンでした。
中身は民放のような恐怖心をあおるようなものではなく、幽霊というものを通して死とどう向かいあうかという内容。
本来、幽霊というものは死生観を思いだたせるものであるのに心霊写真やら心霊スポットに行っての肝試しやらでなにか違う感じで取り扱われたりしちゃっていた放送ばかりでしたしたからこの番組はほんとびっくりポでした。
先日、東北でこんなシンポジウムもあったようです。
「幽霊を見た」という体験について、どのように受け止めるか。
松谷みよ子先生が現代民話という形で次の本を残されています。
ここには戦争に行かれて亡くなった方が家に帰ってきたなどの話がありました。
ただ、こういう話は民話といった形で口頭で残されていくもので、これを社会学的にどうのこうのは難しいだろうなーと思っていました。
なぜなら、宗教的ですし、今は大槻教授みたいな人ばかりで科学で解明できないことは嘘だ!みたいな考えを持った人、多いですから。
下手して公的機関に相談しにいったら精神科にまわされたなんて冗談ですまされない話もあるでしょう。
皆が皆、幽霊を見えていたら「常識」になるでしょうが、見えるなんて一部の人ですし、見えない人のほうがほとんどですから。
オカルトなわけです。
「幽霊を見た」という体験を語るということは下手したら「注目されたいからだ」とか思われかねない。
東北にはいたこさんがいる
社会現象としてこのことが動いた背景にいたこさんの存在は大きいだろうなあと思いました。
私は恐山が大好きで4回ぐらい行く機会に恵まれました。
恐山にいったら必ず会うのが「いたこさん」。
義父が亡くなられた後すぐで、義母をつれていったような。
いたこさんに義父が入って色々なことを語る。
それが本物かどうかわかりませんが、義母は「あの話方は義父だ!」と癒されておりました。
叔母が亡くなった後も、母を連れて行きました。
色々聞きたかったようです。
亡くなった人にあえるところ、それが恐山。
恐山に行けば亡くなった人の魂がいたこさんに入る。
まとめ
本はまだ読み始めたばかりなので感想はかけません。
しかし、「幽霊を見た」という体験が社会現象となってなにか社会に変化をもたらしている風を起こしているというのを感じています。
その風はとてもいいんじゃないかと思います。
哀しみを押し込めるのではなく湧き出たものによりそえるものとして「幽霊」をとりあつかっているんですから。
この風は大きなうねりをつくってほしいなー。
ほな、また。
3.11 慟哭の記録―71人が体感した大津波・原発・巨大地震
- 作者: 金菱清
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2012/02/23
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (4件) を見る