でくのぼうちゃんのブログ

雨にも負けず風にも負けずオロオロしながら更新中!!

化学物質にちょっと敏感な私が貧困をどこまで「なにかのせいにするか」について色々思うこと。

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どうなんだ!!

まいどです。でくのぼうちゃんです。

貧困の原因をどこまでまわりのせいにできるのだろう

色々なブログを読んでますと、貧困で子ども3人いて500円で作る食材的な話題な話がありました。

選択的な回答だったんですが、いつも思うのが貧困な話題に「健康」な話がついていないなーと思うことです。

まあ、なぜ貧困になったかという話にも関係していますけど。

私の話をしますと、我が家はまあみごとな下流な家庭になっているわけですが、

その原因の一つに「私の化学物質に過敏なこと」が挙げられます。

出産して息子の湿疹をどうにかしてやりたいのと同時に自分のアレルギー問題に向かい合いまいました。

家に置いてある洗剤をすべて無香料にし、洗剤というものを見直しました。

食も意識して息子の湿疹もなんとかして自分のアレルギーもなにがあるかがわかるようになりました。

私は歯に詰め物をして一気にイーストコネクションを発症し、息子も油ものを摂取してイーストコネクションになりましたが、今は息子のイーストコネクションは落ち着き

湿疹もそんなに出ないようになりました。

私は、アレルギー性結膜炎は治まりましたが、化学香料の香りがまったくアウトになり、街で臭ってくるコロッケの臭いや給食で魚を揚げた匂いなど様々な臭いにアウトになりました。頭が痛くなったりお腹が痛くなります。

おかげで旦那と価値観が合わなくなり別居をしました。

仕事も化学香料が合わない私に周囲が合わすわけもなく、眼の前でむちゃくさいハンドクリームを塗られたり、化学香料のついたティッシュを置かれたりしました。

仕事は長時間できるわけもなく、自分が働ける時間はどれくらいだろう、何が一番したいだろうと考えて、今年開業し自分が一番したいことだけができるようにしました。

そうなると短時間なわけですから所得は一気に半分になりました。

長時間は働けれない。

どんどん、貧困というものが私を襲ってきました。

旦那とは話し合って同居し直したので、かろうじて生活できるようになりましたしたが、旦那が私の状態を理解しているかといえばどちらかというと「まったく理解していない」という言葉が当てはまります。

ただ、この「化学物質(香料)に過敏」ということをどこまで貧困の原因にできるだろうか?といつも思うのです。

原因として使える状況はまったくなく、逆に周りに言わなくて自分で納得する材料として使っているのみです。

まあ、その原因で納得できているのでその原因が来れば逃げたり口や鼻をふさげばいいので安心はできます。

しかし、これを原因として貧困であるということを理解してもらえる社会ではありませんし、そんなことを考える人はほとんどいないと思います。

言ったところで「化学物質のせいにして!」と思われるだけですから。

治したらいいじゃん!と思う人もいるでしょうが、それで薬を飲もうとしても薬は化学物質ですからまた、化学物質のなにに反応するのか調べる必要がありますし、鉄分不足だと思って鉄分サプリをいれてもその金属がイーストコネクションに影響し痒くなる。

病院に行こうにも病院代かかりますからそんな費用でお金を使うよりも息子に栄養あるもので使ったほうが建設的であると考えるわけです。

この貧困の原因をどこまで「化学物質」のせいにできるのだろうかといつも思ってしまうのです。

正確に言うと今の社会は「化学物質」のせいに言える社会なんだろうか?という言葉をつかったほうがいいのかな?

中には痒みをもう誤魔化すようにしたらいい薬飲んだほうがとかそれは精神疾患だから

精神病の薬飲んだほうがいいと思う人もいるかもしれません。

痛みを麻痺させる薬。

私は健康になりたいから痛みを麻痺させたくないし精神病だとも思いたくない。

しかし、社会がそれを認めないとしたら。

人から価値観を押し付けられるぐらいだったら黙り続ける。

私は自分を守るために黙りつづけますね。

近くにいる分かってくれる人には言いますけど。

言っても香水とかバンバンつけて近づいてくる人からはもう逃げますけど。

貧困であるとカミングアウトしたところで「あなたの価値観が間違っているから貧困に陥るのですよ、だからこちらの価値観を押し付けますね」とされたら、私はなんのために生きているのかわからない。

昔、出会った相談員の仕事をしている人が「相談に来た人はその人の価値観が間違っているから問題が起きている。だからこちらの価値観をきいてもらう」みたいなことを言ってる人がいました。私はその人に絶対相談しないと思いましたが。

人からの価値観で自分がボロボロになるぐらいだったらそんなマイナスカミングアウトしません。

それよりも自分の価値観をわかる人(医者)を探して、探して、探して、探し続けますね。その方が、安心ですし。

捜し方は今はSNSというのもありますし。

そういう人たちとつながっていたら貧困でもなんとかなると思うのです。

度合にもよると思いますが、自分が自分であり続けて助けて頂ける。

同じ立場な貧困同士でしたら明るく助け合えるってなもんです。

幸い、私は周りに助けてもらえた環境でした。(現在も進行形で助けてもらってますね)

まとめ

貧困問題で陥っている人はなぜ貧困になっているのか自分を責める答えだけは持たないほうがいいと思います。責めてただけでは問題はなにも解決しない。

ちゃんと原因を見つめたほうがいい。

自分一人だけでそうなったわけではないと思うのです。

1人で生きているわけではないのですから。

といってもなにかのせいにすることを堂々とするわけではないと思うんです。

この「なにかのせいにする」ことで過去に戻ってしまったりしても前向きに生きられませんし。

どこまで「なにかのせいにするか」

今を真剣に生きるためになにが原因かをキチンと見つめる。

言うは易し、行うは難しですかもですけどね。

それが出来ていたらそんなティッシュ子どもに食べさせんわ!って言われそうですね。

 

完璧にかっこよく生きるより変な人と思われてもいいから今を必死に生きるしかないんですけどね。

ほな、また。

 

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女性と子どもの貧困~社会から孤立した人たちを追った~

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photo by Neil. Moralee

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