でくのぼうちゃんのブログ

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考え方:アルコール依存症の人にこぶとり爺さんの話しをしてみた。

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photo by Dustin Diaz

辞めようと思ったら余計やめられない・・・。

まいどです。でくのぼうちゃんです。

やめたいのにやめられない、どうしたらいい?

毎週月曜日、私はある場所で地域の人の居場所づくりということで

昭和歌謡を聞きながら珈琲を飲もう!ということをしています。

まあ、真似事喫茶店なんですが、そこに毎週やってくるアルコール依存症の人がいます。私がその人のお姉さんと性格がよく似ているということで私を慕ってくるんですが、いつもいうことは一緒です。

「やめたいのにやめられない、どうしたらいい?」

アルコールが止められない。

言うたびに冷たいようですが、「私がどうのこうの言えない」と言います。

他人のトイレは代わりにいけない。

本人、酔っ払ってますので説得や説教をしても覚えておらず、

まったく時間の消費だけとなってしまいます。

しかも、こちらで答えを言ってしまうとその人の心の奥底に「他人が自分のことをわかるわけない」があるようで徹底的に攻撃へと変わります。

だから、その人が気づくように逆質問返しをいつもします。

しかし、酔っ払ってますから答えはでません。

その逆質問返しがお姉さんがやることと一緒らしくどうやらうれしいよう。

ようは構ってほしくて私のところにやってくるのです。

 

こぶとりじいさんの話しをする。

今日も案の定、上記の質問をしてきました。

酔っ払ってるので「知らんがな」と言っていましたが、もしかしたら琴線にふれるか?とちろっとこぶとり爺さんの話しをしました。

小太り爺さんではありません。

瘤取り爺さんの簡単なあらすじ

あるところに、かおにこぶのあるふたりのおじいさんがいました。

右のほっぺたにこぶのあるじいさんは働き者で踊りがたいそう上手でした。

左にこぶのあるじいさんは、こぶのことばかり気にしていました。

ある日、右のほっぺたにこぶのあるおじいさんは、山奥のほこらで五人の鬼にでくわします。

鬼たちは、笛や太鼓で楽しくしていますが、踊り手がないことに気づきます。

その時、ほこらにいた右のほっぺたにこぶのあるおじいさんに気づき「踊ってみよ!」といいます。踊りが好きなおじいさんは楽しそうに踊りました。

その踊りをみて鬼は「明日もここにこい。それまでこのこぶは預かっておく。」と

おじいさんのこぶをもぎり取りました。

その話を聞いて左こぶのあるおじいさんもさっそく山奥のほこらに行きました。

そして、鬼たちの前で踊って見せましたが、踊りが得意でないおじいさんの踊りは鬼たちを不機嫌にさせてしまいました。

「そんな踊りをみせよって!」そして右ほっぺにこぶがあるおじいさんからとったこぶをひだりほっぺにこぶがあるおじいさんの右ほっぺにぺた!!

それからというもの、両ほっぺにこぶがあるようになったおじいさんはますます気を病み、ときおり思い出したように踊りに励んだようです。

こぶがとれたおじいさんは来る日も畑仕事に精をだし、おじいさんの畑は作物がよく実ったとのことです・・・。

 

まあ、この話を全部したわけではありません。

「こぶとりじいさんの話ししってる?」と聞いたら「知ってる」と答えたので

「アルコールのことばかり考えているからやめられへんのと違う?」

「我慢しなければと思っているからやめられない。1日の時間の使い方を考えてみたらどうだろう?」

彼は「!」と何か分かったのかわかりませんが、そのあとすぐに帰っていきました。

その時は、「そうか!」と思うようなんですが酔っ払っているのですぐに忘れます。

たぶん、すぐに忘れているでしょう。

何をしていいかわからない

彼は50代ですが生活保護を受けています。

一日何をしていいのかわからない。

あいりん地域に馴染んでいるかというと「自分はこの地域に住んでいる人たちと違うんだ!」という思いが強くまわりとコミュニケーションを取りたがりません。

孤独なんです。暇なんです。だから飲む。

顔はどちらかというと男前の部類に入る感じなので飲み屋にいくともてる。

女性の母性本能にくすぐるようで、色々構ってくる。

その構ってくるのが最初はいいけどすぐうっとうしくなる。

アルコール依存症ということで通院し、生活保護受給者となっていますが

なかなかやめられない。自分はダメな人間と思ってしまう・・・。

悪循環・・・。

入院してもでたら一緒

入院中はお酒は断つことができるようです。

しかし、根本的原因を解決していないため出てきたらまた元に戻る。

根本的解決は「淋しさ」。

それは母親に対しての「淋しさ」かもしれませんし、社会の一員になってないことからくる「淋しさ」かもしれません。

本人がその「淋しさ」を埋める何かを見つけないかぎり解決はできない。

私では解決できない。私がほんとに望むのは枕元に亡くなられたお母様がでて諭してもらうということですが、こればっかりはどうにもならんですね。

私が親で息子がこんな状態で自分は亡くなった状態であれば、どないかして息子をなんとかしたいと思い色々サインを送るかと思います。たぶん、そのお母さんも色々サイン送っているのでしょう。しかし、本人は気づかない。

 

まとめ

その人は手に職をもっていてしらふであればすぐ仕事につくことができる人です。

しかし、アルコールが止められないから仕事につけれない。

病院もまず治療ということで投薬させています。

しかし、「淋しさ」は薬では治りません。

この「こぶとりじいさん」の話しが彼の琴線にふれてくれたらいいのですけどね。

また、来週もくるでしょうね。どうしましょうかね。

ほな、また。

 

 

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