いや~、音なしで歌うのはそうとう楽しまないとね。
まいどです。
でくのぼうちゃんです。
アカペラで人前で歌ってみた。
歌を人前で歌いたいなーと思っていたら、来るもんですね。
そういう機会が。
あいりん地域で65歳以上の生活保護受給者対象に社会参加と生活支援のプログラムをしている事業があるんですね。
そこが一般開放ということでちょっと遊びに行ってきました。
珈琲入れてもらってのんびりくつろいでいますともうすぐカラオケするんだーという話を聞きました。
ほほう!これはカラオケ大会で人前で歌う私にとって度胸づけのいい機会だ!ということで参加することにしました。
カラオケ設備はないぞ
その時間近くになったのでする場所に行ってみるとカラオケ設備はありません。
もしや、アカペラ?と思いながら時間が来ました。
その場所に結構顔出ししているのでほとんどの利用者は顔なじみ。
机の上には歌詞が書いてある歌詞本が置かれていて、みなそれを見ている。
おおー、アカペラ!これはかなりの度胸試し!
利用者のおっちゃんが前に出て歌い始めたのですが、慣れてはる。
上手です。リズムというところはないにしても歌か演説かわからない。
すごく説得力ある唄声です。
これはすごいぞーと思いながら、何人かのおっちゃんの唄声を聞き、
私も手を挙げてみました。
歌ったのは、ちょうど私の横にフランス人が座っていたので(見学に来られたそうです。日本語かなりうまい)次の唄を選曲してみました。
「愛の賛歌」
フランス人には「久しぶりに聞いたー」とむっちゃ大阪弁の日本語で言われました。
歌詞本見ながらですから、演劇調に歌えるかなーと思っていましたが、
アカペラをなめていました。とほほ。
アカペラとは
リズムやメロディが一時的に停止したブレイクの空白部分に歌唱部分を挿入したり、少人数グループでの無伴奏合唱のことを指す。wikiより
無伴奏なわけです。
最初からハードル高すぎなわけですが、聞いてくれるおっちゃんたちが顔見知りでやさしいひとばかりなのでまったくいいものは提供できませんでしたが、歌い切りました。
やって感じたのは、アカペラで一人で歌うにはそうとう自分の世界を作らなくてはいけないなーという思いでした。
何人かのおっちゃんが歌いましたが、みなさん、自分の世界をみごとに表現されていました。
アカペラと演奏有で歌うのとカラオケで歌うのと
ただ、みなさんバンド演奏で歌ったり、カラオケで歌ったりは難しいだろうなあと思いました。
カラオケで歌われる人の中で自分の世界を持ちすぎて音がなければちゃんとした作品として成立するのだけど、音があるためずれが生じバラバラとなった作品になってしまう人が多いのです。
バンド演奏だと楽器演奏される方がボーカルに合わそうとしてくれたらまだずれはわからないのですが、カラオケはもう出来ている音なわけです。建物でいうと建売住宅なわけです。
ずれたままで終わります。
アカペラで自分の世界をだし、お客様も楽します人はノリという安定したリズムが心にあるように思います。テンポがいい曲などは走っている感じのようなリズムが。
歌は生き方をあらわす?
唄声って結構その人の生き方をあらわしているのでは?とよく思います。
カラオケで「わし、もう死ぬんや~」と弱弱しい声を出して参加される人にマイクを渡し、歌ってもらうとすごく躍動感があって元気でかなりお上手だったことがあり、びっくりしたことがあります。
普段の生活では「理解力が弱い方かな~」と思ってマイクを渡すと、全然普通にかなり上手に歌われる方もいます。普段の姿は仮の姿か?と思ってしまいます。
私は以前通っていたボイストレーニングの先生によく言われたのが、「声がこもっている」ということでした。はっきりと音としてでない。出せない。
人生も自信がないからはっきりとしたものが出せれないのかもとよく思っていました。また、みんなが出やすいといれている音階がこもってしまうのが難点でした。
しばらく教室から離れて好きな歌ばっかりカラオケで歌っていますが、客観的に聞いてないのでどんな音を出しているのかわかりません。
ただ、アカペラで久しぶりに歌を歌って普段マイクとカラオケ音にどんだけ甘えていたかがわかりました。
この歌も歌いました。
「リンゴの唄」
この歌はなぜか中学生のころからよく歌っていまして。
結構、気持ちよく歌えました。
気持ちよく歌えたかどうかの判断は、聞き手の顔を見ながら歌えるかというところです。聞き手に向かって歌えたら気持ちも楽しくなります。
JAZZになるとこれがまったくできない。
歌うときに空間を見ているか
よくJAZZVOCAL教室の先生に言われたのが、歌う場所の空間の広さや客層などその場所のすべてをみて歌っているかということでした。
歌うことが何かがまったくわかっていない生徒でしたので、「先生、何を言っているんやろー」ってな感じで聞き流していました。
スキャットなどは演奏者との会話になるわけですが、演奏者の音を聞いてその空間を見てということになります。
高度過ぎてできませんわ。演奏者の音も聞けませんし。
Autumn Leaves • Sarah Vaughan - YouTube
私はSarah Vaughanが好きなんですが、この枯葉のスキャットは、どんな状況で歌われたのかかなり気になります。なんでこんな音がでたのかなー。
演奏者との関係性とかどんなのだったのかなー。
まとめ
5月のカラオケ大会に歌う曲を決めて申込み用紙を提出しました。
一応、モニターを見て歌えるのでなんとかなるかーと思いますが、最初の音がなんの
音かわからない。ちゃんと楽譜みないとねー。
一人カラオケでも行って練習してこないとねー。
ほな、また。
PS
ブログ断捨離についてブコメで温かいご意見を書いていただいてありがとうございます。再度検討して、断捨離ブログを定めようと思います。皆様のコメントで心がほっくり暖かくなりました。