でくのぼうちゃんのブログ

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短時間パート掛け持ちがかけれる雇用保険を保険会社は作ってほしい。

http://www.flickr.com/photos/7977981@N06/2756292817

photo by Rickydavid

ちょいちょいと短い時間花から花へと蜜をすっているミツバチ。

短時間パートはおいしい蜜を吸えずにただ働いているだけか。

まいどです。でくのぼうちゃんです。

以前の職場では雇用保険をかけられていなかった。

以前の職場(正確にいうと前の前)は、賃貸営業でした。

売買も扱っている不動産屋で売買の営業マンは雇われているというより

一匹オオカミ的な人が雇われてやっているぜみたいな人が集まっていました。

不動産収入は仲介手数料で稼ぐわけですが、会社と営業マンとの契約は

その仲介手数料の何%を頂くといった形で稼いでいる人がほとんどでした。

一応、宅建業法で仲介手数料は決められています。

400万を超える金額の売買代金の仲介手数料は3.24%となりこの金額を

双方から頂戴するわけです。

3000万の物件の仲介手数料を考えると97.2万となり双方の金額を合わすと194.4万と

なります。その仲介手数料の10%を営業報酬としていると19.4万が一回の契約で

入ってくるのです。そんな人たちを会社は雇うわけですから雇用保険というのも

人それぞれの扱いとなります。人によっては入らないでほしいという営業マンも

出てくるわけです。そんな会社にいたんですが、私は売買の営業のように稼ぐこともできない賃貸営業で月給制をとっていました。それまでは当たり前のように

雇用保険に入れてくれるところばかりだったのでこの会社も入れてくれていると

ばかり思っていました。

で、会社をやめてハローワークにいって言われたのは、

雇用保険かけられてませんよ」

 

!!!

 

さっそく、会社に電話してどうなっているのか問い詰めました。

「すぐに就職するんならいらないんでないの?」

担当の人がいいました。

それを聞いて私は突っ込みました。

「毎月引いてましたやん。」

そしてかけてもらいました。

この時は「雇用保険をかける」ということはどういうことかということを

真剣に考えてなかったように思います。

ただ、当たり前だからかける。

 

今、雇用保険とは何かを調べる。

今回調べました。wikiですけど。いつもwikiwiki♪

被保険者の種類

雇用保険において「被保険者」とは、適用事業に雇用される労働者であって、以下のいずれにも該当しない者をいう。(中略)

・65歳に達した日以後に雇用される者(中略)

・1週間の所定労働時間が20時間未満である者(日雇労働被保険者に該当することとなる者を除く)

・同一の事業主の適用事業に継続して31日以上雇用されることが見込まれない者

・季節的に雇用される者であって、次のいずれかに該当するもの(日雇い労働被保険者に該当することとなる者を除く)

 ・4か月以内の期間を定めて雇用されるもの

 ・1週間の所定労働時間が20時間以上30時間未満であるもの

 ・学校教育法に規定する各学校の学生又は生徒であって、次のいずれにも該当しない者

   ・卒業を予定している者であって、適用事業に雇用され、卒業した後も引き続き当該事業に雇用されることとなっているもの

   ・休学中の者

   ・定時制の過程に在学する者

   ・その他前記各号に準ずる者として厚生労働省職業安定局長が定めるもの

こういうことを学校では教えてくれていたのだろうか?

記憶にないなあ。言われてたとしてもあまり関係ないという感じだったのだろうか。

驚いたのは、学生は雇用保険をかけなくてもいいというところ。

まあ、確かに失業給付金のための保険ではあるのだけど、「働く」ということは

一緒ではないかなと思うのだが。

お金がないから働くのであって、事業主が倒産などになってしまったら

学生であっても収入源がなくなるのは困るだろう。

奨学金で大学行っている人なんか困るだろう。

雇用保険に入れない人はどうなるのだろうか?

私がいま雇用保険をかけてもらっているのは3月いっぱいでやめところ。

週に20時間以上働いているし31日以上の雇用はされている。

しかし、解雇となるともう一つのところで雇用保険をかけてもらう必要があるのです。しかし、もう一つの職は労働時間での雇用契約ではなく仕事内容での雇用契約

なんですね。

もし、雇用保険OKとなるとそのような庶務は誰もしたことがなく私がするため私の仕事が増えるのです。自分のことですからいいんですけど。

しかし、そこで考えるわけです。

そもそも雇用保険のメリットとはなんだろうか?

確かに失業給付は重要なんだけど売買営業マンたちがかけていなかったのは

それだけのメリットを感じなかったところにあるわけです。

しかも、すぐ就職したら再就職手当がもらえるわけだけど再就職手当をもらえるのはハローワークから紹介を受けた職場に就職しないとないわけです。

 

なんか無理してもハローワークを使えや!こらぁ!という感じですね。

 

こう調べて週20時間以上同一事業主に31日以上雇用されない人はどうなるんだろうと

思いました。

民間での失業保険の参入はありません。

国のハローワーク独り勝ちなわけです。

なんかそんな保険、掛けたくないなあ。

損保会社に所得補償保険というのがあるようですが、これは病気やけがで働けなくなったときのための保険なのでちょっと違う。

この非正規雇用のほうが多いかもしれない世の中で保険会社は踏み込めない理由が

あるのでしょうか。

たしかに悪用されやすいというデメリットはあります。

しかし、これは正社員が少ない社会にはそぐわないシステムになっているよなあと

思いました。

短時間パートをかけもちしないといけない人も多いと思います。

20時間以内の雇用だと給与の支払も楽です。事務がへりますもんね。

事業主も短時間パートをやとって経営がまわるならそうしたいですよね。

しかし、思ったのは雇用保険を払っていない人(又は払いたくない人、加入できない人)が増えたらどうなるのだろうということです。

雇用保険は国の事業です。原資は保険料に加えて国庫負担金も用いられている。

国にとっても雇用保険を使われない人が増えたほうがメリット?

わかりませんが、雇用保険の部もこうなりゃ、郵便のように民営化にして民間の保険会社と争ったらどうでしょう。そうなったら簡単に失業給付払わない会社が続出して一気に貧困者は増えるかもしれませんね。

この雇用保険というもの、もう一度見直してもらいたいところです。

 

ほな、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

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