でくのぼうちゃんのブログ

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育児:NHK スペシャル子どもの未来を救え~ 母子家庭になって初めて色々わかった

 


NHKスペシャル|子どもの未来を救え~貧困の連鎖を断ち切るために~

 久しぶりにテレビを見た。

何か自分の琴線に触れたようで泣きそうになった。

泣かせるように作られているかもしれないが。

まいどです。でくのぼうちゃんです。

普通、笑えない問題は隠す。

笑えるくらいは、まだゆとりがある。
ほんとにヤバイ時は簡単には人にいわない。
私は5月から母子家庭なのだが、職場に言ったのは上司一人だけだ。
それはなぜかというと母子家庭になったというだけで、色々言われるのと上から目線で意見を言われるのがいやだからだ。
母子家庭になる前はそうなる人は、その人の責任とかその人に問題があると思っていた。
だから、上から目線で見ていたところがあった。しかし、実際自分が色々な状況になり母子家庭になって初めて見えてくるものが出てきた。
金銭面が次第に厳しくなって笑えなくなっていた時があった。親が食料支援をしてくれたり育児支援をしてくれてなんとか今は笑えるようになった。
また、仕事がやりがいのあることをしていることが心のバランスを保つことができたと思う。これがなかったら心は崩壊していたと思う。
ほんとに厳しい人は平日に相談にいっている時間もないし。

今の社会は母親支援型ではない

 虐待のポスターを思い出してほしい。
どこにも母親のサポートを!というものはない。
育児をして3年が過ぎるが今までの行政の対応を受けてこんな支援では母親は息苦しくなるのでは?と思うことがあった。
 

検診・・・見た目を重視、数字を重視。

母乳育児をしたいという親の気持ちを寄り添った検診に出会いたかったなあ…。
 

保育園・・・文句をいう親はこないで!

 
話し合って関係を修復したかったなあ。母親と話し合いたくないからって次の日から登園拒否はまいったなあ…。
 

価値観の二極化をふまえた支援をしてほしいなあ。

ワクチンや牛乳など一方的に押し付け支援ではなく二者選択であってほしい。保育園の給食も弁当持参の人は保育料を安くするなどの柔軟性をもった支援をしてもらえたら家計負担は楽になるのでは?と思う。
 

母子家庭に対する世間の意見

以前、母子家庭になる選択をしたのはあなたなのだからごちゃごちゃいうなと言われたことがあった。確かに私が選択しました。
そのお陰で縛られていたなにかから開放された。
しかし、この母子家庭になる背景には孤独な育児や育児と家事と仕事の両立など社会的な問題も絡んでいる。母子家庭になった人が悪いというだけではない。
それを言われると女性の貧困問題は何も解決しない。母子家庭を選択した人はその思いを抱えているから相談に行けないということもある。
 

国は子どものいる家庭持ちを雇っている企業に援助を。企業はその家庭にパートでも手当てを。

子どもがいると急な発熱などで帰らなければいけないことがある。会社側としたらデメリットなわけで帰る方もそれをわかっているから肩身が狭い。
そのマイナスを国が援助してくれたら気持ちよく帰れるのだが。
 

まとめ

今回の特集は「子どもの未来を救え!」ということでついでに母子家庭に焦点があたってくれた内容だった。母子家庭になると母子手当てが出るが我が家のように離婚はしていないが実質母子家庭というところも少くないと思う。そのような家庭に対しての援助は今はない。実質母子家庭になっても子どもを育てていることに負担を感じない環境になれば、
(保育費など無料)子どもに向かい合う時間を作れて生きる力を育めるのではないか?
フランスでは出生率が上昇した背景の1つに高校までの国公立教育費無料化がある。そういった政策を考えて母親一人でも安心して育てられる国になってくれればいいなあと染々思う。
 
ほな、また。

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