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精神科医がこれは大変な病だ!というと病気になっちゃって保険適用になって点数がつくのでしょうか?
そういうことを言いたいわけではないんですが、私的にはこのような人たちは「病」をつけて観察対象にさせていただいております。
誰もがもってるこの病
簡単にいえば、「邪魔なものは消す!」という考えなんですが、けっこうだいたいの人がこれを持病としています。
私もゴキブリに対してはキャッチアンドリリースをしたいところですが、そんなことは出来ませんので、「パン!」と新聞紙で一撃してしまいます。
一撃したあとは、小さな罪悪感が生まれますが、日常の忙しさの中にかきけされてしまいます。
デメリットにも外部デメリットと内部デメリットがあるように思います。
では、デメリットってなんなんでしょうね。
目的ができれば邪魔なもの(デメリット)が生まれる?
外部デメリットとは、環境的で邪魔と思われるものです。
「邪魔」という考えは、自分の目的を阻害するものに当てられるわけですが、この目的は人によって様々です。
出世したい。
営業成績をあげたい。
自分の立場を守りたい。
利己的な目的から、
地域の人の役にたちたい。
人に喜んで貰いたい。
皆と慶びを分かち合いたい
という、利己的なだけではなりたたない
思いから発する目的など様々です。
この目的に向かう時に明らかに邪魔と思われる存在が出てきます。
右向け右をしていない人は邪魔な人か?
よく、戦時中に軍隊にいったけど皆と同じことができなくて体罰を食らった話や自衛隊に入っていたけどドジをして体罰を食らった話などを聞きます。
兵隊などはお国を守るために働くわけなんですが、上司の指示どおりに動けない人は目的を遂行するのに邪魔な存在となります。上司にしたらゴキブリのような何をするのかわからない恐いやつになるかもしれません。
皆と同じことをしないことで一丸となってない!と評価されるのを恐れている人は言うこと聞かない人をデメリットと考えて排除したいかもしれません。
野宿者は、町をクリーンアップするという目的を遂行するのに邪魔な存在です。
皆と同じように屋根の下で寝ないのはおかしいという考えから排除対象になってしまいます。
アルコール依存症の人は、何をするのかわからないということで公共施設立ち入り禁止です。確かにそこで飲まれたらかないませんが。
排除された人はどうなるのでしょうか?
内部デメリットについて
今までは外部デメリットについて書きましたが次は内部デメリットについて。
内部デメリットとは、自分に向かう考えなわけですが、簡単にいえば、「欠点」のことです。
この「欠点」が何かの目的を遂行するのに非常に邪魔だ!というときがでてきます。
例えば、
平和に暮らしたい。
皆と仲良くくらしたい。
優しくしてあげたい。
笑顔になりたい。
幸せになりたい。
こういった目的を阻害するものが欠点となるわけです。
しかし、欠点を排除することはできるのでしょうか?
欠点をなかったことにするということは今の世の中簡単にできるかもしれません。
戦後、ヒロポンが広まった理由はそういうことも一因なのかなあと考えます。
では、どうするか?
結局、この病をなんとかしようと思えば排除に向かうわけなんですよ。
では、目的を遂行するのに邪魔なものがでてこない発想にするにはどうしたらいいのか?
「目的」をなんとか達成したいという思い込みが「邪魔」という存在を作るのでしょうか?
色々な人の答えがあると思います。
私もこの問いを考えながら今日の仕事をぼちぼちとやっていきたいと思います。